前半戦は歴代の9曲をノンストップで披露。メンバーが元気よく客席を鼓舞

グループ結成3周年の記念日。ステージ上のスクリーンには「B.O.L.T」のロゴが投影され、観客たちは開演を待ちわびていた。一瞬の暗転後、スポットライトの灯ったステージにパンキッシュなスタイルの衣装を着たメンバーが登場。幕開けを飾る『Don’t Blink』のイントロに乗せて、白浜が「ツアーファイナル、始まったぞ!」と元気よく叫ぶと、客席では盛大な手拍子が巻き起こった。

間髪入れずに続いた『夜更けのプロローグ』では、スタンドマイクを前にしてパフォーマンス。曲中では、高井、内藤の周囲で駆け回る、青山、白浜の楽しそうな表情が際立った。重厚なギターサウンドと高井の心を震わせるようなヴォーカルが印象強い『Reborn』を披露し、『SLEEPY BUSTERS』ではロングバージョンのイントロに乗せてメンバーが自己紹介、ステージへの意気込みを語る。

高井は「神田にお越しのみなさん。こんばんは!」「今日はみんなで、最高の時間を過ごしましょう!」と笑顔で鼓舞。青山は「今日は7月15日“B.O.L.Tの日”!みなさん7月15日パワーを出して頑張りましょう!」と、元気よく客席へ訴えかけた。

続く『BON-NO BORN』では、メンバーから「まだまだ一緒に騒げー!」と威勢のいい一言が飛ぶ。キュートな歌声と力強いパフォーマンスで客席を魅了し、ノンストップで『Yummy!』へ。キャッチーな振り付けにつられて、観客たちも楽しそうに体を揺らしていた。

わずかな間、暗転した会場は「B.O.L.T」のロゴを映したスクリーンからの光に照らされる。スポットライトの光が戻り、しんみりしたムードで歌い上げたのはしっとりした歌声を響かせる『未完成呼吸』。次の『Hear You』と2曲続けて歌詞にある一つひとつのフレーズを4人が丁寧に歌い継ぎ、明日への希望を込めたナンバー『まわりみち』まで、オープニングから9曲をフルスロットルで歌い上げ、白浜が「センキュー!」の一言を残し、いったんステージをあとにした。