メジャーデビュー2周年となる7月17日に開催されたファイナル公演

「神はサイコロを振らない(以下、神サイ)」はボーカルの柳田周作をはじめ、吉田喜一(G)、桐木岳貢(B)、黒川亮介(Dr)の4人からなるロックバンド。2015年に結成、2020年夏に「泡沫花火」でメジャーデビュー。楽曲「夜永唄」はリリース時にはチャート圏外だったものの、2020年にTikTokを中心に話題を呼んで、YouTubeのリリックビデオは突然100万回もの再生数を叩き出し、現在は2,700万回を超えている。お笑い芸人のEXITやNON STYLEの井上裕介がそれぞれの動画チャンネルでカヴァーしたのも話題に。

昨年2021年の夏にはアユニ・D(BiSH/PEDRO)、n-buna from ヨルシカとのコラボシングル「初恋」をリリース。そして今年2022年にはNHK Eテレのアニメ『アオアシ』第2クールのエンディングテーマ曲でもある「カラー・リリィの恋文」が、7月15日にデジタルリリースされた。

毎年7月に「夏」をテーマにした楽曲を発表しているが、いずれの作品も夏らしいワイルドなテイストとは異なった繊細なタッチの楽曲となっており、爽やかさと切なさが交差する透明感のある《夏唄》になっている。

彼ら「神サイ」は浮遊感のある独特のサウンドと、等身大の視点から想いを綴った世界観が特徴で、特に10代・20代の若者たちから「今の自分の気持ちを歌ってくれている」と絶大な共感を得ている。

今年3月2日にはアルバム「事象の地平線」をリリース。そのアルバム名を冠した<Live Tour 2022「事象の地平線」>が5月21日より全国13都市14公演で開催された。

彼らの結成地である福岡から始まった全国13都市14公演のツアーで、どの会場も満員のファンで埋め尽くされ、高い熱量と勢いで全国各地を沸かせてきた。そして、メジャーデビュー2周年となる7月17日にLINE CUBE SHIBUYAでツアーファイナルが行われた。