観客の心を力強く引きつけた真っ白なキャンバス。3年ぶりに“夏開催”のTIFへ感謝
7月に開催した山梨・河口湖ステラシアター公演での約2年4ヶ月ぶりの“声出しライブ”解禁も話題を集めたのが、真っ白なキャンバス。オープニングSEに乗せたメンバーの登場後、スピード感あるライブチューン『SHOUT』がステージの幕明けを飾り、序盤から早くも観客席の盛り上がりがどんどん加速していった。
イントロで三浦菜々子が「白キャン、HOT STAGE。最後までバチバチに楽しんで行きましょう!」と叫び、スタートしたのは力強いサウンドが心を震わせる『Whatever happens, happens』。曲中では三浦が「白キャンと一緒に最高に楽しみましょう!」とイントロに続いて観客を煽り、終盤ではメンバーの振り付けに合わせて客席も力強く動く。
自身の劣等感、日常の葛藤を情熱的に歌い上げる『オーバーセンシティブ』では、個々のパートに精一杯の心を込めるメンバーを観客がじっと見つめる。
メンバーが「クラップお願いします!」と語りかけた恋愛ソング『キャンディタフト』では、たがいのハーモニーが調和。曲中では小野寺梓が「初めて見たよという方も、いつも応援してくれているみなさんも、私たちと一緒に夏の思い出作りましょう!」と微笑みながら語り、終盤では「君が好きだ」と満面の笑みで叫んだ。
MCを挟み、力のあるナンバー『闘う角には幸来たる』では、メンバーと観客が手にしたタオルを何度も勢いよく振り回した。イントロに乗せて、メンバーが「みんなでひとつになりましょう!」と持ちかけた『ポイポイパッ』では、キャッチーで軽快なメロディに合わせて、メンバーも観客も楽しそうに踊った。
最後のMCで、小野寺は「3年ぶりに夏に開催されるTIFに出演できて、すごくうれしかったです。一緒に盛り上がってくれてありがとうございます」と感謝。2022年11月18日(金)に行われる東京・TOKYO DOME CITY HALLでの公演「真っ白なキャンバス 5周年ワンマンライブ 『希望、挫折、驚嘆、絶望、感謝 それが、私。』」を告知し、元気よくステージをあとにした。