ゾンビパンデミックとシェアハウス恋愛のハイブリッドドラマが誕生!

2022年8月9日(火)にMBS/TBSドラマイズム枠にて放送開始のドラマ「生き残った6人によると」。山本和音原作の同名コミックス(「ハルタ(KADOKAWA)」で連載中)の実写ドラマ化で、ゾンビパンデミックとシェアハウス恋愛を掛け合わせたハイブリッドな作劇で若者を中心に話題を呼んでいる。ゾンビものでありながら、逃げ込んだ先のショッピングモールでのシェアハウス生活と主人公たちの恋愛模様を描いた、新感覚のサバイバルラブコメディだ。

第1話の時点で6人以上の個性豊かなキャラクターたちが登場。作品タイトルどおりに、この中から誰が生き残って6人になるのか。サバイバルホラーとして不穏な展開を予感させる始まりだ。「どうせ死ぬなら、好きな人のそばで死にたい!」という台詞があるように、恋愛経験のない主人公を中心に主要人物たちがいつ死んでもおかしくない状況の中でどのように惹かれ合い、互いに結びついていくのか。恋愛ドラマとしても見どころ溢れるものになっている。

第1話の先行試写上映が行われたあと、完成披露トークイベントが行われた。ドラマの放送を記念して、主要キャストたちは本編そのままの役の衣装での登壇となった。

主人公でソフトボール部に所属する女子高生、水上梨々を演じる桜田ひより(以下、桜田)は劇中同様、ジャージに眼鏡といういでたち。梨々は恋愛に対して奥手な少女で、他のメンバーたちが恋にうつつを抜かす中で、「なぜこんな状況の中で恋をするの!?」と叫ぶシーンがある。桜田は「窮地に追い込まれた中でも『恋をして楽しく生きるんだ』という情熱と、『そんなことをしている場合じゃない』という冷静さ。梨々はその中和がとれているので演じていて楽しかったです」と、劇中での梨々の立ち位置を語る。梨々は状況を俯瞰して見渡せるので、物語の狂言回しの役割を担っている。そんな彼女がどのように恋に目覚めていくのかが物語の大きな見どころだ。

佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE、以下佐野)演じるれんれんは、立て籠もったショッピングモール内のリーダーで、カリスマCEOのという役柄。常に冷静沈着でルールに厳しい一方、中村ゆり(以下、中村)演じる村濱雫には頭が上がらないというチャーミングな面も見せる。

佐野は「オファーが来て、その10日後にはクランクインでした」と当時の慌ただしい状況を語り、れんれんの役柄について「情報量が多いキャラクターですけど、監督がテンポよくポップに描いていきたいと仰っていたので、常にコミカルさは忘れないようにしました」と演じるうえでのポイントを語った。

中村演じる村濱雫は、フードコーディネーターゆえにモール内の食事と健康を管理しているマドンナ的存在。最終的に雫は誰と結ばれるのかが回を追うごとに気になるポイントになっていく。

前述の佐野の言葉を引き取るように、中村も「監督からテンポを大事にして、リズミカルな会話で物語を積み重ねていきたいと言われたので、間を詰めるなど、模索しながらの撮影だったので感慨深い現場でしたね」と振り返る。実際に第1話の食事のシーンは、登場人物たちのキャラクターや属性が即座に伝わるテンポ感のある会話劇となっている。「リハーサルの際に、みんなで息を合わせて煮詰めていきました」と、中村にとっても印象的なシーンだったという。

倉悠貴(以下、倉)が演じたのは率先して掃除係を引き受けるフリーターの入江神で、本作では神の初恋と成長も描かれることになる。倉は「毎回が神にとって何かしらのターニングポイントで、そこから何かを感じて学んでいくので、神が成長していく過程はかなり意識しました」と演技でのポイントを挙げる。さらに「神は寡黙に見えるけど、ショッピングモールでの生活を一番楽しんでいる男なので、自分なりに工夫したところも見てほしいです」とアピールした。