多少の競技性があったほうがモチベーションにも繋がる
――参加校の数を教えてください。
早野 毎年、エントリー数は全国で120~160校ぐらいの間で推移しています。この7年間のトータルで言いますと700~800校ぐらいが参加していて、同じ学校から別の団体が参加することもあります。
――エントリー数の上限などレギュレーションはありますか?
早野 特に設けていませんし、7校で一つの団体を形成している場合もあります。
――全国大会はオフィシャルYouTubeでも見ることができますが、コンテンツは毎年、変わるのでしょうか?
早野 大きくは変わっていませんが、最近、YouTubeの配信が簡単にできるようになったので、参加への敷居が低くなってきているというのはあります。特に昨年、一昨年はコロナ禍の影響があって配信でしか大会ができなかったので、映像で伝えることには力を入れました。
――オンラインで開催されたのは2020、2021年の2年間ですね。
早野 2020年は夏に開催できなくて、冬までずれ込んでしまい、12月にオンラインで開催しました。活動を発表するということではなく、エントリーしてもらい、シンポジウムだけやって、活動の内容を示したポスターを動画で送ってもらって審査して、特別賞の表彰式だけをやるという形でした。
――著名人の方や協賛企業の賞はどういう基準で決まるんでしょうか?
早野 本人にお任せです。ご自分で気に入ったところに賞をあげてくださいとお願いしています。多少の競技性があったほうがモチベーションにも繋がると思うので、特別賞を設けています。