目標に向かって一生懸命頑張っていれば、それが後々の仕事に繋がる | 吉野北人（THE RAMPAGE from EXILE TRIBE） 「目標に向かって一生懸命頑張っていれば、それが後々の仕事に繋がる」 Special Interview

目標に向かって一生懸命頑張っていれば、それが後々の仕事に繋がる

――THE RAMPAGEのニューシングル『THE POWER』は、吉野さんも出演している９月９日公開の映画『HiGH&LOW THE WORST X』の主題歌ですが、曲のコンセプトをお聞かせください。

吉野　力強い曲で、映画とマッチする楽曲になっています。ボーカル3人がユニゾンで歌うところから始まって、そこからラップも織り交ぜて、さらに勢いが増していきます。2019年の映画『HiGH&LOW THE WORST』の主題歌「SWAG & PRIDE」よりも大人っぽさがある曲ですね。

――パフォーマンス面での注目ポイントは？

吉野　『HiGH&LOW THE WORST X』に出演している陣、藤原樹、長谷川慎が振り付けを担当してくれて、HiGH&LOWっぽいキックやパンチを取り入れて、荒々しい動きになっていますし、僕たちボーカルもHiGH&LOW仕様でがっつり踊っています。

――『HiGH&LOW THE WORST X』の見どころを教えてください。

吉野　今回は、新キャストで「NCT 127」の（中本悠太）YUTAと「BE：FIRST」の（三山凌輝）RYOKIが新しくキャストに加わりました。その二人と自分たちとの関係値だったり、それがどういう風に物語として展開していくのかを楽しみにしていてほしいです。今回はケンカだけじゃなくて、ケンカをする理由、仲間を守る理由、戦う理由というものが、それぞれにあるというストーリーで共感ポイントもあって。心に刺さるキャラクターが絶対に一人はいると思うので、そういったところにもフォーカスを当てて見てくれたらうれしいです。てっぺんとは何か、強いとは何かというところに対しての向き合い方は、現代社会にも通じるところがあると思います。

――今年4月16日から始まったアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2022 “RAY OF LIGHT”」で全国を回られています。見どころを教えてください。

吉野　今回はステージングにもこだわっていて、見応えのあるライブになっています。センターステージで十字架が上がるなど、見せ方や展開に工夫を凝らしているので、自分たちのエンタテインメントを存分に楽しんでもらえると思いますし、初めて来られる方でも飽きずに見ていただけるはずです。

――客席から声が出せない状況でもお客さんの熱気は伝わりますか？

吉野　手を挙げて一緒に盛り上がってくださいますし、目線でも伝わります。自分たちもコロナ禍以降のライブでは、よりお客さんを見るようになったので、声は出せなくても、一緒にライブを作っている感覚があります。コロナ禍になって悔しい思いもたくさんありましたが、ライブができることは当たり前じゃないし、お客さんあってのライブです。自分たちだけでは何もできないんだと、今まで気づかなかったことにも気づけました。それを活かしながら、気持ちを切り替えて、もっともっと頑張ろうと思います。そして自分たちを応援してくれる人や、周りにいる人たちの輪をもっと広げて、日本を代表するアーティストになりたいです。

――最後に進路選択を控えるティーンにメッセージをお願いします。

吉野　自分の場合はやりたいことがあったので、それに向かってひたすらやってきました。高校時代は将来のことに悩んでいる人も多いと思いますが、焦らずしっかり自分と向き合って、自分が好きなものや、これならできそうだというものを見つけてほしいですね。目標に向かって一生懸命頑張っていれば、たとえ叶わなかったとしても、絶対にその経験は後々の仕事に繋がるはずです。