若いからこそ、好きなことにどんどん打ち込んで能力を開花させる

会場から「10代から取り組むべき運動はあるか?」という質問を受けて、田辺は「運動ではないけど」と前置きして、「姿勢をよくするという意識ですね」ときっぱりと答える。

「今は誰でもYouTuberになれる時代だから、本当に10代の人たちって、ずっと前屈みの姿勢でスマホの画面を観続けているんです。私がレッスンを教えている子たちも本当に姿勢が悪いんですよ。運動やトレーニングを勧める以前の問題で、姿勢が良い子がいかにキレイに見えるかということを伝えたい」

ayaも「人それぞれタイプが異なるので、的確なメソッドは教えられないけど」と断りを入れながらも、「やっぱり若いのは特権なんですよ。歳を重ねるとどうしても身体が衰えてくる。だから、若いうちに自分の能力を上げたいのであれば、好きなことにとことん打ち込むことですね」と力強く述べる。

その言葉に田辺も「間違いない!」と大きく頷く。「実は私、ヨガのインストラクターの資格を取ったんですよ。興味が湧くと、深く知りたいと思うタイプなんです。自分で自分を育てているような、アバターを作っているような感じで楽しいんです」と声を弾ませた。

ayaも「ヨガでも難しいポーズができないと悩んでいる人がいるんですけど、最初は好きなポーズだけをやっていけば、そのうちできるようになる。とにかく好きなことを一生懸命やり続けていくことで集中力が増していって、才能の開花に繋がるんじゃないかな」と、心のこもったアドバイスを送る。

そして、田辺は「10代の子は、『モチベーションを維持するのはどうしてますか?』と常に聴いてくるけど、やりたいことに関して、モチベーションは問題じゃない」と意外な発言。「自分の身体をコントロールできるようになれば、モチベーションがなくてもトレーニングが楽しくなる」と、自分の心に囚われないことが重要だと熱く語る。

最後に今後の展望について聴かれると、田辺は「いろんなスポーツの魅力を私なりに世間に発信できればといいなと思っていて、スポーツタレントと言ったら、多くの方が田辺莉咲子と答える存在になれるように頑張りたいです」と明るく笑顔で答えた。

そして、ayaは「ヨガには得意の人もいれば、不得意な人もいて、私は不得意な人たちを救済していければいいなと思っています。もちろんレベルはそれぞれ違うので、トレーナー同士が連携し合って、みんなが仲良く共存できるようにしてきたい。より健康なものが必要とされている時代なので、さまざまな人たちが楽しめるように、これからもヨガの世界に取り組んでいきたいです」と前向きな言葉で、イベントを締めくくった。

Photographer Yasukazu Nishimura , Reporter Atsushi Imai

Information

『お尻の穴を締めるだけ 肛門筋ダイエット』
定価/1,430円(本体1,300円+税)
体裁/A5判120ページ
発行/株式会社KADOKAWA

出版社サイト

aya

ヨガクリエイター

ヨガスタジオ『syaraaya』主宰。留学先のアメリカで交通事故に見舞われるも、リハビリで始めたヨガにより、 3 カ月で体調を回復したばかりか、大規模な減量にも成功。ハタヨガ、ハタヴィンサヤ、アシュタンガ、シヴァナンダヨガなどを学んだのち、指導者の道を志す。食、美、健康、ボディメイクなど「美しく魅せる」をテーマに、オリジナルのクラスを月200 レッスン担当、女性のみならず、男性、多くのアスリートからも支持され、ヨガ界の先駆者的存在となっている。 著書に「一気にくびれる 背中革命」、「自己肯定ヨガ」(共に主婦の友社)などがある。

田辺莉咲子

スポーツタレント

1998年1月14日生まれ。愛知県出身。恋愛リアリティ番組「テラスハウス」で可愛すぎる笑顔で人気となり、バトントワリングで全国大会優勝の経歴を持ち、現役フィットネストレーナーを務めながら、スポーツタレントとして活躍している。