トギー不在ながらも“3人”で学生たちへ熱く語りかけたBiS

中高生限定ツアー「BE AMBiTiOUS TOUR」の初日は、BiSとGANG PARADEによる“2マン”ライブとして開催した。前半を担当したBiSは、公演当時、体調面や怪我を理由に2022年2月から無期限活動休止中だったトギー(2022年8月6日に活動再開を発表)以外のイトー・ムセンシティ部(以下、イトー)、ネオ・トゥリーズ(以下、ネオ)、ナノ3の三人でステージへ臨んだ。

赤いスポットライトを浴びながら、メンバーが登場。背中に「BiS」のロゴが描かれた赤と黒を基調とする衣装に身を包んだ三人のステージは「teacher teacher teacher」からスタートし、フレーズに合わせて、フロアに立つ学生たちが勢いよく腕を振り上げた。

疾走感のあるリズムと感傷的なフレーズが重なる「STUPiD」では、たがいの肩を組み左右に揺れる三人を前に、観客たちも揺れ動く。場内のボルテージは上がり、続く「Hey boy hey girl」へ。ステージからの「一緒に!」の掛け声を合図に、会場全体が一体感が高まった。

グループ紹介のMCを挟み、心の声を歌い上げるパンクナンバー「BASKET BOX」では、夕暮れどきを連想させるオレンジ色の照明を背にして、三人がフレーズを丁寧に歌い継ぐ。曲の終わりはジャンプで決め、ハイスピードに展開する「DA DA DA DANCE SONG」では、曲中でナノ3が目をつぶりながら力一杯に叫んだ。

ステージで跳ねるかのようなダンスで見せた「FOOL PROOF」、しなやかなピアノの音色も印象強い「つよがりさん」で、場内は落ち着いた雰囲気に。心の奥から思いを吐き出すような歌声を三人が響かせ、観客はその光景をじっと見守っていた。

MCでは、“中高生限定ツアー”にちなみ、会場に来た中学1年生から高校3年生まで順番にメンバーが挙手を求める一幕も。平日午後の公演であったことから「ご両親の人がダメって言ってさ、それでも頑張ってきてくれたよっていう人もいるよね? そうだよね?」と問いかけたネオは「学校とか部活とか、バイトやっている子もいるだろうし、色んな状況の中、今日は来てくれて本当にありがとうございます」と観客へ感謝。「今日は大人もいないし、さえぎるものは何もないので、何も考えずこの瞬間だけは一緒に楽しめたらいいなと思います」と気持ちを伝えた。

さらに、当日の公演を欠席した豆柴の大群についてもふれ「みんな(観客)もすごく楽しみにして来てくれたと思います。豆柴の大群も、本人たちもすごく悔しいと思うので、今日はBiSとGANG PARADEでみんなに全身全霊、届けていきたいと思います」と誓った。

パフォーマンスへ戻り、ネオが「豆柴の大群へ。そして、今日来てくれたみんなに向けて歌います」と一言つぶやいてスタートしたのは、豆柴の大群の楽曲である「大丈夫サンライズ」。夕暮れどきのようなオレンジ色に灯るスポットライトを背にしたパフォーマンスを繰り広げ、最後は、三人がたがいの手を握り合った。

続いて披露したBiSの「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」では、歌いながら腕を掲げてフロアへ訴えかけるイトー、ネオ、ナノ3が笑顔に。最後は、ナノ3が「学生のみなさん、今日はありがとうございました! 最後、よかったら一緒に踊りましょう!」と問いかけた「CURTAiN CALL」でBiSのステージが終了。横一列に並んだ三人はマイクを口元から離し、観客に向かって「ありがとうございました!」と感謝の言葉を叫んだ。