ドラマならではの展開も見逃せない!? キャストたちが本作に掛ける思い

さらに第1話のラストでナギの衝撃の秘密が明かされるのだが、それに紐づけて、キャストたちがまだ誰にも明かしていない秘密をバラしていくというコーナーに移る。

事前に用意したフリップで各キャストがそれぞれ発表していくのだが、荒木がフリップに書いた言葉は「記憶喪失」。説明を求められると、荒木は「演技の最中のことを全然覚えてなくて」と本作での撮影現場のことを話しだす。「カットがかかった時に、『今の演技、やってみてどうだった?』と聞かれたりしても、『あれ? どんな演技してたっけ』ってなっちゃうことが多くて」と、記憶が飛んでしまうことがたびたびあったという。司会者の「それだけ役に集中していたことの裏返しでは?」との言葉に、「それだったらうれしいです」とほほ笑む。

質問コーナーが終わると、本日残念ながら登壇できなかった本田望結からのコメントが読み上げられた。「皆さんにもチャコスタイルでお会いしたかったです。この夏を『少年のアビス』で過ごせて、みんなに会えて、チャコになれて本当に幸せでした。最終回まで心はひとつ」という内容で、本田が演じる秋山朔子は眼鏡にお団子の髪型が特徴的な令児の幼馴染であり、劇中では「チャコ」の愛称で親しまれている。令児同様、田舎町に絶望しているという設定で、彼女の動向もドラマの注目ポイントだ。

最後はキャストたちのメッセージでトークセッションが締めくくられた。

松井は「それぞれのキャラクターが自分なりの光を追い求めていく作品だと思います。ちょっと暗くなる部分があるかもしれないですけど、でも、自分自身がいま何を求めているのかをこの作品と一緒に考えてくれたらうれしいです」

堀も「毎話、すごく感情が揺さぶられると思いますし、本当に最後まで揺れ動く内容になっています。本当に毎週楽しんでいただければ。最後までご覧ください」

北野は「『少年のアビス』は奥深い作品で、原作を読んだ時から暗い部分に引っ張られそうになった瞬間もあったんですけど、その瞬間にまた新しい感情を感じたりしていたので、原作ファンの方はもちろん、これから知ってくださる方にも楽しんでいただけたらと思っています。ドラマならではの部分もあって、私は最終回の終わり方がすごく好きです。一話も見逃さず、皆様に楽しんでもらえたらなと思っています」

荒木は「町から出られない黒瀬令児が憧れのアイドル青江ナギと出会ったことで、どんどん周りの関係性、自分の心の中が大きく変わっていきます。皆さんをどう巻き込むのかが見どころとなっていると思いますので、ぜひ楽しんで見てください」

Information

ドラマ特区『少年のアビス』
■MBS 9月1日(木) 1話放送 24:59~
■テレビ神奈川 9月1日(木) 1話放送 23:00~
■チバテレ 9月2日(金)  1話放送 23:00~
■とちテレ 9月8日(木)  1話放送 22:30~
■テレ玉 9月8日(木)  1話放送 23:30~
■群馬テレビ 9月8日(木)  1話放送 23:30~
またMBS放送後から、Huluにて見放題独占配信

キャスト:荒木飛羽、北野日奈子、本田望結、堀夏喜、和田聰宏、片岡礼子/松井玲奈

あらすじ:黒瀬令児(荒木飛羽)は、17歳にして人生に絶望していた。引きこもりの兄と認知症の祖母、二人の世話で疲れ切った母・夕子(片岡礼子)との4人暮らし。不安定な家庭環境で大学進学もできるわけがなく、閉鎖的な田舎町で、幼馴染・秋山朔子(本田望結)や峰岸玄(堀夏喜)と、同じような毎日を過ごしていく…。「家族」「幼馴染」「将来」その全てが、令児をこの町に縛りつけていた。
そんな日々に嫌気がさしたある日、令児は運命の「彼女」に会う。それは、この町にいるはずのない憧れのアイドル・青江ナギ(北野日奈子)だった。
自分をこの町から解放してくれると直感した令児だったが、ナギが差し出した救いの手は、“心中”だった―。そして、ナギに誘われるがまま、令児が向かった先は…。
絶望の深淵アビスに漂う少年の、前代未聞のスーサイドラブストーリーがここに開幕。

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