「自分の人生をもっと楽しんでもらいたい」という想いを込めた写真集

――約2年ぶりとなる2nd写真集『Moment』が発売になりましたが、1st写真集『gift』と比べて慣れみたいなものはありましたか?

佐藤友祐(以下、佐藤) 正直、全く慣れなくて……。泊まりの撮影も、たくさん写真を撮られるのも久々だったので、リセットされたところもあります。

――撮影は東京と沖縄で行われました。

佐藤 写真集のお話があった時に行きたい場所を聞かれて、「南国や海に行きたい」とお伝えしたんです。ただ、まだ海外に行くのは難しいので、「沖縄がいいです」と。沖縄に行きたかった理由としては、コロナでなかなか旅行やアウトドアができなくなっているから、この写真集を見てもらって、少しでもそういう気分を楽しんでもらえたらなと。ネガティブになりつつある感情を少しでもオープンにしてもらえたらいいなという経緯がありました。僕自身、ずっとコロナ禍でバケーションができなかった分、普通に沖縄を楽しみながら撮影することができました。

――もともと南国は好きなんですか?

佐藤 自分で行くかと聞かれたら行かない(笑)。インドア派なんですよ。でも2年以上、コロナ禍が続いて、さすがにちょっと旅行に行きたくなってきたし、そういう動画も見始めてはいたんです。家にこもっていると、さすがにアウトドアなこともしたくなるんですよね。

――ロケ地以外で、佐藤さんから提案したことはありますか?

佐藤 「黒髪と金髪、どっちも撮ってほしいです」と言わせていただきました。というのも「不幸くんはキスするしかない」というドラマの撮影が終わってすぐのタイミングで、この作品では黒髪でした。ドラマのイメージの自分と、それとは違う金髪のイメージの自分という二面性を見せたかったんです。

――オープンカーを運転しているショットも、写真集の大きな見所ですね。

佐藤 今回、初めてオープンカーを運転したんですけど、そもそも車の運転自体、公道を一回しか走ったことがないんです。

――車の運転免許はいつ取ったんですか?

佐藤 去年です。

――最近なんですね。普段はバイクによく乗っているとお聞きしました。

佐藤 バイクの免許を取ったのは一昨年なんですけど、バイクにはドハマリしちゃって、一時期は、ほぼ毎日乗っていました。それで「車の免許も取ろうかな」と思ったんですけど、やっぱり風を感じながら運転できるバイクが好きで、車に乗っている時も窓を開けていたいんですよ。密室の状態で走って、風が何もないという意味が分からなかったですし、考えれば考えるほど「バイクよりも車のほうが怖くね?」と思うんです。ただ今回の写真集では、ちゃんと車を運転したかったので、バイクと同じように風を感じたいと「オープンカーをお願いします!」と言ったら、車種はまさかのベンツでした(笑)。

――乗り心地はいかがでしたか?

佐藤 最高でしたね。コンパクトな2シーターというのもあって、感覚的にはバイクと同じで、風を感じることもできました。

――そもそも、どうしてバイクの免許を取ろうと思ったんですか?

佐藤 バイクはお仕事の関係で取らせてもらいました。でも、せっかくバイクの免許を取ったんだし、コロナ禍で時間もあったので、そのまま車の免許も取っちゃいました。

――インドアと仰っていましたが、バイクに乗るのは好きなんですね。

佐藤 今でも基本的に外出は面倒くさくてしないんですけど、バイクに乗って一人で遠出するのって、自分と向き合う時間にもなるし、最高だなと。246を走っているだけでも、めっちゃ楽しいんですよ。ツーリングも何回か行かせてもらったんですけど、普段は絶対に自分から旅行とかキャンプは企画しなくて。でも、ツーリングはバイクに乗ること自体が目的なので別物なんです。

――『Moment』で特に注目して欲しいポイントを教えてください。

佐藤 写真集は自分の記録でもあります。普段、僕を応援してくれている人には、自分を見てほしいという気持ちはもちろんあるんですけど、今はコロナ禍でネガティブな気持ちになりがちだし、なんでもかんでも制限される世の中なので、少しでもアクティブな気持ちというか、「もっと楽しまなきゃ!」と思ってもらいたいですね。それが今回の作品のテーマでもあるので、その瞬間はその時しかないという意味で、『Moment』というタイトルにしました。この写真集を見て、「自分の人生をもっと楽しんでもらいたい」というのが僕の想いです。