最高の新メンバーが入ったので、僕たちのことを信じてついてきてほしい

――オリジナルメンバーの5人は、「超特急募」を開催してどんなことを感じましたか?

ユーキ 僕らはかっこいいだけじゃなくて、全力で真面目にフザけたような、振り切ったパフォーマンスが多いんです。応募者の方は最初、「何が超特急らしさか」を分かっていなかったんですが、オーディションが進むうちにだんだん色が出てきて、殻を破っていく姿が印象的でした。かっこいいだけなら誰でもできるけど、ダサいことも全力でやればかっこよくなるということを理解してくれた時の姿勢は印象深かったです。

カイ オーディションは本当に大変だったと思います。ダンサー志望の子は1日に2曲を覚えるということを2日連続でやったり。ボーカルはシューヤも含めて、キャリアがある子たちもいたんですけど、超特急の曲はアプローチの仕方が全然違うので、難しかったと思います。ダンサー志望の子もボーカル志望の子も、もう一度自分が生まれるような感覚があったと思いますし、そんな中ですごく努力してくれている姿を見るのは、超特急のメンバーとしてもうれしかったです。この4人は最終審査でも特に輝いていましたし、真摯にオーディションに向き合ってくれました。僕たちも10年間、誇りを持ってやってきたので、超特急という看板を簡単にあげる訳にはいかなかったんですけど、新メンバーの4人からは強い想いを感じ取ることができました。

カイ

リョウガ この先の未来がどうなるかは誰も分からないことですし、オーディションを始めたこと自体が先の見えないことで。もちろん楽しみもあったんですけど、不安な気持ちもありました。でも、この4人に決定して、9人体制になって心から良かったと思えるので、結果的にやってよかったです。

リョウガ

タクヤ オーディションをやると発表した時は、8号車(※ファンの総称)の皆さんもビックリされていました。新メンバーが決まった今も、まだ受け止め切れていない人たちもいるかもしれません。でも最高の新メンバーが入ったので、僕たちのことを信じてついてきてほしいです。

タクヤ

タカシ 今まで審査される側は経験してきたんですけど、審査をする側というのは初めてでした。いい経験になりましたし、何よりも超特急のオーディションを受けようと集まってくれたみんなの気持ちがうれしくて。ほんの一瞬でも気を緩ませるとダメになってしまうような審査も幾つかあったんですけど、それを乗り越えてきてくれた4人だったので、改めて新メンバーには感謝したいです。

――新メンバーが加入してグループの雰囲気に変化はありましたか?

カイ グループの雰囲気としてはそんなに変わらなくて、明るく元気で楽しいメンバーたちが入ってきてくれて、より賑やかになったなと感じます。

――新体制での初シングル「宇宙ドライブ」をリリースしますが、作品のテーマやコンセプトを教えてください。

タカシ 超特急らしさをいっぱい詰め込んだ楽曲で、かっこよさとダサさが両立・共存をしている楽曲です。9人体制になって初めてのシングルでもあるので、スピード感満載で届けたいなと。意味があるようでないような歌詞など、遊び心もあって。今はなかなか身動きがとれないご時世で、声を出せないなど制約もたくさんあります。そういったフラストレーションを解消できるような、落ち込んでいる時でも元気になってもらえるシングルになっています。

ユーキ 「宇宙ドライブ」の歌詞には寿司のワードが出てくるんです。僕らが「寿司ダンス」と命名したダンスがあって、寿司を握っているような振り付けだったり、全体的にキャッチーな振りになっています。8号車の方はもちろん、初めて超特急を観た方でも一発で覚えられると思います。テーマとしては、「FUNNY&COOL JAPAN」を掲げて、日本のカルチャーを歌っている曲なので、「海外の人から見た日本ってこんな感じだよね」みたいな要素がギュッと凝縮されています。

ユーキ

――バックボーカルの二人から、今回のレコーディングで印象的だったことを教えてください。

シューヤ 事前にタカシ君と、こういう想いや感情で歌おうと話し合いました。初めての共作なので意識を合わせることを一番に置いて、ユニゾンはお互いに寄り添いつつ、いいバランスのところで歌えたらなと考えました。デモ通りではない箇所もあるんですけど、それも二人で意見を言い合ったから生まれたものなんです。それを酌み取ってくれる楽曲チームなので、非常にやりやすいですし、僕とタカシ君だからこそできる楽曲に仕上がりました。

タカシ 長く一人で歌ってきましたが、一人だと自分の頭の中で思い描いたものを、ある程度まとめて、レコーディングスタジオに持っていくみたいな、いわば自己完結型だったんです。過去にツインボーカルをやらせてもらっていたので不完全燃焼なところもありました。シューヤとスタジオに入る前に話し合って、決め事を作ってからレコーディングに臨むのは、新しいアイデアも生まれますし、僕自身しっくりきました。

タカシ