大切なものを思い浮かべながら自分だけの「よあけ」を見つけてほしい

――悠木さんとご一緒されたことで、得たものはありますか?

杉咲 本当に勉強になることばかりでした。悠木さんは、「ナナコのロボット感をどれだけ出すのがいいんだろう」ということで、最初はいわゆるロボットらしいしゃべり方をされていたのですが、「もう少し人間に近いような、しゃべり言葉の要素を足して」という監督からの演出に臨機応変に応えられていて、流石だなと感動しました。

――アフレコの際、集中力を維持するために意識されていたことを教えてください。

杉咲 意識というよりは、皆さんと一緒に収録させていただけたことで同じ温度感を共有することができたので、私自身無理をすることなく、登場人物たちがたどり着く場所へ連れて行ってもらったような感覚があります。

――『ぼくらのよあけ』は子ども時代の冒険、という設定ですが、共感できた部分はありますか?

杉咲 私も小さい頃は割と活発なタイプで、休み時間の時などはずっと走り回っていました。

――宇宙が大好きな悠真は目を輝かせて宇宙の話をしますが、杉咲さんが夢中になっているものをお聞かせください。

杉咲 私はご飯を食べることと、食に関わるものに夢中です。好きなご飯屋さんを見つけるために色々と巡ってみたり、料理本を集めたり、自分でも作ってみたり。あとは最近、器を集めることにもハマっています。

――改めて映画の注目ポイントを教えてください。

杉咲 悠真と一緒に冒険しているような気持ちで、美しい映像をお楽しみいただきたいです。観てくださる方々にとっての大切なものを思い浮かべながら、自分だけの「よあけ」を見つけていただけたらうれしいです。