初挑戦のことばかりで、ひと皮むけた感覚があった

――もともと「闇金ウシジマくん」のドラマは知っていましたか?

宮世琉弥(以下、宮世) はい。家族みんな大好きなので、今回のお話もすごく喜んでくれて、恩返しができた感覚でした。僕は年齢的にリアルタイムで観ていなかったのですが、何となく雰囲気で怖い感じの作品だろうなと思っていました。

――原作の漫画は読まれましたか?

宮世 読ませて頂きました。主人公のウシジマくんを始め、みんな目がギョロっとしていて、これを実写化するのは相当な気合いが必要だと思いました(笑)。

――今回、「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」の話を聞いた時は、どんなお気持ちでしたか?

宮世 まさか自分が「闇金ウシジマくん」シリーズに出られるなんて思ってもいませんでした。現場に入るまで実感が湧かなかったんですけど、撮影していくうちに、「ウシジマくんの新しい作品に携わらせてもらっているんだな」という思いとともに、人気のあるシリーズで、しかも僕が演じる硲悠斗(ハザマユウト)は物語のキーマンになる役どころでもあるので、プレッシャーを感じるようになりました。

――どのような役作りを意識しましたか?

宮世 監督と一緒に役を固めていったのですが、主軸に置いていたのは、上司である犀原茜(サイハラアカネ)役のメアリー(高橋メアリージュン)さんと、村井役のマキタ(スポーツ)さんのことを、ちゃんと怖がるということ。撮影期間が長いと自然と仲良くなってしまうので、そこは良い意味で慣れずに、お二人を怖がり続けるようにしました。

――高橋メアリージュンさんとマキタスポーツさんの印象はいかがでしたか?

宮世 お二人とも初対面の時からすごくフレンドリーに話しかけてくださいました。お芝居する上で、信頼関係の構築は欠かせないので、おかげで信頼してキャッチボールをすることができました。お二人以外にも、光石研さん含め、大御所の俳優の方々とお芝居させてもらったんですが、とにかく圧倒されましたね。

――ドラマにはコメディの要素もありますが、演じる上で意識はしましたか?

宮世 全くしなかったです。わざと面白くして笑わせるというよりも、僕たちが本気でバカなことをするから、観ている方が笑うという捉え方をしたので、そこは真剣にバカなことをしました(笑)。

――第1話は冒頭から宮世さんがキーになるシーンから始まりますし、盛りだくさんの内容でした。

宮世 スタートから穏やかに始まらず、いきなり僕がやられたり、他にも色々初挑戦のことばかりで、僕の中ではひと皮むけた感覚です。そもそも18歳の僕が、26歳の悠斗を演じること自体が新鮮で、この作品を通して成長できたと思います。これからも新しい役にどんどん挑戦していきたいという思いが強くなりました。

――食事のシーンが多いですが、実際に食べているんですか?

宮世 はい。食べ過ぎて、死にかけたこともありました(笑)。食べるシーンがあるのに、昼食も夕食も食べちゃった日があって、おなかに入らない状態なのにメアリーさんとマキタさんと無理やり食べました。