自分が影響を受けたように人に感動を与えられる存在になりたい

――みなさん、小さい時はどんな子どもでしたか? 学生時代に熱中していたことはありますか?

橋本 お喋りがすごく好きでとにかく明るい子でした。幼少期から変わらず、そのまま成長した感じです。とにかく目立ちたがり屋で、学校の劇では絶対に主役になりたくて、幼稚園の劇遊びでは主人公のパンケーキ役を演じました(笑)。中学生の時はメイクにハマってましたね。

日向端 小学生の時はすごい恥ずかしがり屋で、人前で喋るのが苦手でした。歌は好きだったけどカラオケは苦手で、お姉ちゃんとカラオケに行く以外は、人がいない場所で歌っていました。二人で週5の頻度で通っていたら、いつの間にか人前に歌えるようになって、それからさらに歌が好きになりました。

葉月 私は6歳の時からつい最近まで器械体操をしていて、学校から帰ったらすぐに体操に行くという生活でした。歌を歌うことも好きで、家で熱唱していました(笑)。

星谷 小さい頃から活発で、休みの日は父と公園にザリガニ釣りに出かけに行くような子でした。中学生の時は、ダンスの授業でリーダーに選ばれて、グループで一つの作品を作り上げるのがすごく楽しかった。中学時代に半年間、フィリピン留学を経験したのですが、そこでも国籍問わず、ダンスで表現する楽しさが実感できて、「ダンスでファンを楽しませるアイドルになろう」と思うきっかけになりました。

春野 私は桃呼ちゃんと逆で、すごく引っ込み思案な子でした。本当は目立ちたいけど、表には出られないタイプ。中学生の時に市民参加型ミュージカルに出る機会を得て、ステージに立つようになったら、「ステージで表現するのって楽しいな」と思えるようになったんです。その時の経験が忘れられなくて、高校では軽音楽部に入ってバンドでボーカルを担当しました。音楽で誰かに何かを伝えることができる人になりたいと思って、この道を選びました。

――過去に熱中した経験がアイドルへの道に繋がっているのですね。アイドルとしての表現で意識していることはありますか?

春野 最初の頃は自分がこの場に立ちたいだけだったけど、今は誰かに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちが強くなりました。

星谷 高嶺のなでしこという名前の印象から、手の届かないアイドルと思われがちですが、ライブのカッコいい部分だけじゃなくて、YouTubeとかTikTokで私達の素の部分をもっと知ってもらえるようにしたいです。

葉月 悲しかった時、大変だった時、うれしかった時、好きなアイドルの音楽を聴いてすごく元気になったり、心が動いたりしたので、自分が影響を受けたように誰かの夢とか、感動を与えられる存在になりたいです。

橋本 ラストアイドルだった時は、楽しいことも多かったけど、過酷な企画をやらせていただいた事も多くて、ファンの方につらい表情を見せることが多かったので、高嶺のなでしこは、私も自身も楽しんで、ファンの人も楽しんでもらえるようなアイドルグループにしていきたいと思います。メンバーもファンもスタッフさんもみんな一つのチームになって、一緒に幸せになりたいです。

――TIFの初お披露目はステージデビューとして大きな節目になったと思います。

橋本 今回のTIFではラストアイドルの「青春トレイン」をカバーで披露しましたが、本当に練習期間が少なくて、しかもラストアイドルの中でも史上最高難易度のダンスって言われているくらい難しいダンスだったので、みんな本当に苦労したと思うんです。でも、すごいカッコよく良くやり遂げてくれました。ファンの人に「良かったよ」って言ってもらえて、誇りに思います。みんなを褒め称えたいです!

――「青春トレイン」もともとは大人数向けの曲ですが、TIFでは9人で披露されました。規模感が変わることで工夫した点はありましたか?(※星谷美来は体調不良のため9名で披露)

橋本 人数が少ない分、動きを大きくしたりして、迫力を出すようにしました。

春野 一人ひとりがしっかり見える分、角度がずれると目立ってしまうことはありましたね。