家族の絆、人とのつながりの大切さを感じる温かいお話

――好きなシーンを教えてください。

矢吹 最後のみんなが笑っているシーンです。本当に幸せな雰囲気が伝わってくるので、一番印象に残っています。自分のシーンだと、初めて銃を持って打った港のシーンです。あんなに大きい音が鳴るとは思ってなくて、自分でも「うっ」てなってしまったほどです。すごく良い経験になりました。ご一緒した本宮(泰風)さんは慣れてらっしゃるのでいろいろ教えてくださって、「すごいな」って思いました。本宮さんの役名が「宮本さん」なので、いつも分からなくなっちゃって緊張もあって混乱することもありました(笑)。

運上 奈子さんもおっしゃっていましたが、お父さんが息子を送り出すシーンに、グッときました。後は、奈子さんがラブシーンを演じているのを見たのは初めてだったので、演技だと分かっていても「見ていいのかな」とドキドキしました。実際に、劇中でも見ているシーンを撮影していたんですが、リアクションを取るっていうよりも、自然に「え、奈子さん⁉」ってなっちゃいました(笑)。

矢吹 リアクションだけ撮っているんだろうなって思っていたので、まさか本当に映像を見ているとは。なっぴに聞いたら、「本当に見てたんだよ」って。編集もされてない映像をみんなに見られていることを知らなかったから、恥ずかしくてドキドキです。

――矢吹さんはラブシーンがあり、運上さんは花嫁姿ということで、ファンの方にとってはうれしいけれど複雑な心境になるかもしれないですね。

矢吹 でもぜひ女優の私たちを見てほしいです!

――改めて映画の見どころを教えてください。

矢吹 この作品は自分の生まれた場所を愛する人たちの優しさや、家族の絆、人とのつながりの大切さを改めて思い出させてくれるような、心が温まる作品になっているので、是非たくさんの方に観ていただけたらと思います。

運上 きっと地元を思い出しながら観る方もいらっしゃると思いますし、見終わった時に心がほっとするような作品になっていると思うので、是非劇場でご覧ください。

――お二人はこの映画のように家族に背中を押してもらった経験はありますか?

矢吹 私の親は「何でも自分のやりたいことをやっていいよ」と言ってくれました。HKT48のオーディションに受かって福岡に行くことになった時も、お父さんが「本気でやってくるんだったら行ってきなさい」って言ってくれて。その言葉が頭の片隅にあるので、「絶対に成功しないと」って思っていました。いつも家族には助けてもらってばかりです。その事に大人になってから気づくことが多い気がしますね。