好きなことが詰め込まれた新作写真集
――先日、新作写真集『yunocy_inter/face』が発売されましたが、オファーがあった時はどんな心境でしたか?
yunocy 「やったー!」っていううれしさと、「ヤバイ痩せなきゃ」という焦りでしたね(笑)。これまでグラビアをやってきて、いろいろな撮影を経験してきましたけど、ストリーマーとしての要素を混ぜるとなったら、衣装だったり、自分のポージングだったり、どういう感じになるんだろうという不安も少しありました。
――衣装を担当したなつかさんは、yunocyさんのご指名とお聞きしました。
yunocy 昔からなつかさんが好きで、TwitterもInstagramもフォローさせていただいているんです。本当にダメ元で「スタイリスト第1候補はなつかちゃんがいいです」というお話をしたら、快く受けてくださって、完璧な衣装を用意してくれました。
――今回の写真集では、古いゲーム機だったり、ラーメンだったり、印象的な小道具が出てきますが、yunocyさんとゆかりのあるものなんですか?
yunocy そうなんです。打ち合わせの段階で「いろんなゲーム機を置いて撮影したい」って話はしていて。ファミコンのカセットも知っているものがあったり、ラーメンもシンプルに好きだったり。ラーメンのカットって、実はお昼休憩に撮影したんですよ。
――現在はゲーム配信のストリーマーを中心に活動されていますが、始めたきっかけを教えてください。
yunocy ずっと前から1日10時間ぐらいゲームしていたので、一人でだらだらするよりも、せっかくならその時間に配信してみようというのがきっかけです。好きな配信者さんがいたのも大きいですね。
――好きな配信者はどなたでしょうか?
yunocy 元DeToNatorのSHAKAさんや関さんが大好きで。皆さんと同じライブ配信サービス「Twitch」で配信してみたいというところから始めました。
――「Apex Legends」や「VALORANT」などのFPSゲームを配信することが多いですけど、昔から好きだったんですか?
yunocy もともとFPSはやってなかったんですけど、最初にハマったのが「PUBG: BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)で、プレイし始めたのと同じタイミングで、SHAKAさんなどFPSが得意な配信者の配信を見るようになりました。
――初期は配信でどんなタイトルをプレイしていたのでしょう?
yunocy やっぱり最初はPUBGでした。他には、「バイオハザード」などのホラーゲームをやっていました。
――配信では、どんなことをやっていこうと思っていたのですか?
yunocy 最初は普通に練習を垂れ流しって感じでしたね。普段からPUBGをソロで8時間ぐらいやったりしていたので、それをひたすら配信していました。その後、ストリーマーに肩書を変えてからは、インテリアを工夫したり、照明を変えたり、いろいろやりましたね。
――配信活動をやっている時に心がけていることはありますか?
yunocy 最初は海外っぽいというか、照明、背景、音楽、衣装にもこだわって、ちゃんとメイクしてみたいに、ちょっとお洒落な感じにしようと心がけていたんです。当時は、そういうスタイルの配信者さんは珍しかったですからね。でも徐々にすっぴんで配信するようになりました(笑)。
――なぜですか?
yunocy 長時間配信だとシンプルにキツいっていう(笑)。あとは急に配信をつけたくなることも増えたので、化粧をする時間が惜しいというか、まずは配信を優先しています。