印象に残っているホラー映画は『ソウ』シリーズと『キューブ』

――初めて映画『カラダ探し』の脚本を読んだ時の印象はいかがでしたか?

醍醐虎汰朗(以下、醍醐) 青春だなって。友情、恋愛、葛藤といったティーンならではの感情の振り幅が、ホラーの中に1つにまとまっていて面白いなって思いました。もともと原作は中学生くらいの頃に読んでいたので、「あ、知ってる」からスタートして、(神尾)楓珠のキャラクターがオリジナルであるとか、原作とは違う部分もあって、「こうやって落とし込んだんだ」という驚きもありました。

――もともとホラー映画は観るほうですか?

醍醐 一時期よく観ていました。

――印象に残っているホラー映画はありますか?

醍醐 『ソウ』シリーズは、「怖~っ!」ってなりました。あとはオリジナルの『キューブ』も印象に残っています。

――残酷描写に終始する作品よりも、凝った構成のホラー映画がお好きなんですね。

醍醐 その監督ならではの作風があったほうが好きかもしれません。

――醍醐さんが演じた浦西翔太はオタク気質で変わり者のために、一部生徒からいじめに遭っている役柄ですが、同じ日を繰り返すことになったクラスメイト5人と仲良くなると心を開き、献身的な面も見せます。翔太に共感する、もしくは共通すると感じた部分はありましたか?

醍醐 仲良くなってテンションが上がるのは自分と一緒だなと思いました。翔太くんほどじゃないけど、関係がそこまで深くない人と一緒にいる時の自分と、親友と一緒にいる時の自分はやっぱり違う。みんなそうなのかもしれませんが、僕もそういう一面があったりします。

――気を許すまでは、あまり深いことは話さないほうですか?

醍醐 そうですね。でも気を許したら何でもしゃべります。だから、裏切られたら大変です(笑)。

――醍醐さん自身、学生時代に一致団結して何かを成し遂げた思い出ってありますか?

醍醐 高校1年生の時に何人かで協力して、ある男の子と女の子のキューピット役になったことがあるんです。二人とも奥手だったので、みんなであの手この手で誘導していったら、最終的に付き合うことになって。その時のみんなの喜び具合といったら、体育祭で優勝した時の比じゃないほど、すごかったです。

――その二人は長続きしたんですか?

醍醐 すぐに破局しました(笑)。