期間を決めて落ち込むとスッキリ前向きになれる

――高校生の時に乃木坂46に入られました。学業とお仕事の両立はどうしていましたか?

能條 「やりたいことを一生懸命頑張って、勉強はちょっとできればいいよ」と芸能のお仕事を後押ししてくれる家だったので、その言葉に甘えて勉強はほぼしませんでした。今になって母は「少し自由にさせすぎた」と後悔しているようですが(笑)。乃木坂46に入ってからは、とにかく忙しくて、学校が終わったらすぐに仕事に行って、帰宅して寝たら翌朝という日々だったので、高校時代の記憶は「眠かった」のひと言につきます。芸能系の学校に通っていたので、クラスメートがドラマに出たりして頑張っている姿を見るのは励みになりましたし、私も負けたくないと刺激を受けました。お互いに切磋琢磨できるいい環境でしたね。

――高校卒業後の進路については、どう考えていましたか?

能條 周りの友達は高校卒業後の進路について真剣に考えていましたが、私は「大丈夫、何とかなるでしょう」と呑気でしたね。ある意味、周りの大人に守られた環境にいたので、芸能の道に進んでいくことに疑問を持っていませんでした。

――進路選択を控えているティーンにメッセージをお願いします。

能條 気になることがあれば一回体験してみることも大事だと思います。一歩踏み出す時は「失敗したらどうしよう」って不安を感じたりしますが、10代ならいくらでも失敗できるし、違うなと思ったら、他のものにいくらでもチャレンジできます。私も今思い出しただけでも、顔から火が出るくらい恥ずかしい失敗をたくさん経験しています。でも、その過程で成長できたと感じているので、失敗することを恐れずにどんどんチャレンジして欲しいです。

――失敗した時は、どう立ち直りますか?

能條 本当につらい時は母親に言います。「大丈夫だよ」っていう一言が沁みるんですよね。落ち込んだ時は、落ち込む期間を決めたほうがいいと聞いて実践しています。その間は、自分を責めるのではなく「頑張ったよね」と自分を肯定するようにするのがポイントだそう。1週間落ち込んでいると、そのうち飽きてきて「もういいや」って開き直れるようになります。スッキリ前向きになれるのでおすすめです!

Information

「りさ子のガチ恋♡俳優沼」
2022年11月3日(木・祝)~6日(日)
ニッショーホール

新山りさ子:能條愛未 瀬川翔太:七星うら 篠戸るる:横道侑里・早乙女ゆう たま:松村芽久未 アリス:綾野アリス 長谷川佑子:須藤茉麻 泰平:白柏寿大 三村孝介:及川洸 宮永賢護:髙木聡一朗 雨ノ宮瑛太郎:服部武雄 秋山悠:佐藤友咲 竹澤あやは:松井遥己 美紀:柚木美咲 愛子:藤原亜紀乃 河原まゆ:芦原優愛 早希絵:河本景 村上:山本誠大

原作・脚本:松澤くれは
演出:岡本貴也

26歳独身カレシなし。普通の地味なOL・りさ子の趣味は舞台観劇。大好きなイケメン舞台俳優・翔太くんを追いかける充実した毎日。彼が出演中の2.5次元舞台「政権☆伝説」に大ハマリ中!最前席で全通!グッズもコンプ!そして高額プレゼント!「彼の頑張る姿を観られるだけで幸せ」そう思っていたのに、最近は自分が特別扱いされているような気がする。出待ち、ネットストーカー、稽古場突撃、カノジョ特定……。ネットの悪口にも影響されて、りさ子は少しずつ、多くを求めていってしまう。翔太くんに近づけば近づくほど、心の距離は遠ざかってゆく。俳優とファン――この関係に、ハッピーな未来はあるのか?演劇業界の闇に容赦なく切り込む、見て見ぬふりをしたかった愛憎劇。

公式サイト

Twitter

能條愛未

俳優

1994年10月18日生まれ。神奈川県出身。2011年「乃木坂46」1期生オーディションに合格。乃木坂46として7年間の活動期間を経て、2018年グループを卒業。以後、幼い頃からの夢だった⼥優業にさらに注力し、舞台を中⼼に活動中。近年の主な出演舞台は「フォーティンブラス」、「新・熱海殺人事件」、「ポーの⼀族」、「グッドバイ」など。

Editor:Keita Shibuya,Photographer:Yu Tomono,Interviewer:Tetsu Takahashi