お腹を出している子を見ると「冷やさないかな」と心配

――小さい頃から、芸能の世界に興味はありましたか?

きゃりー 小学1、2年生の時に大好きなミニモニ。のダンスを完コピしたり、高校1年生の頃に『KERA』という雑誌の読者モデルになったりしたことはありましたが、芸能界に入りたいと考えたことはなかったです。どちらかというと、注目を浴びるのが苦手なタイプで、クラスのみんなの前で読書感想文を読むのも嫌だったくらい。人前に立つのが苦手だったので、芸能界は遠い存在でした。

――ファッションに興味を持たれたのはいつ頃ですか?

きゃりー 高校1年生の時です。女子校に通っていて、ギャルのお友達が多かったんです。放課後、ギャル友に「109行こうよ」と誘われて、「これかわいいからおそろいで買おう」と言われて「いいよ」と返事をしながらも「これってかわいいのかな」とモヤモヤしていていました。ある日、原宿の古着屋に立ち寄ったら「こんなにかわいい物があるんだ!素敵なお洋服達はここに集まってたんだ!」と稲妻が打たれたような衝撃は走り(笑)、それから原宿系ファッションにハマっていきました。高校の3年間は、週末の度に原宿に行って買い物をして、原宿友達もできて、シャイな私からファッションの私に生まれ変わりました。

――自身で青文字系のファッションを発掘されたのですね。

きゃりー 今も古着屋さんは大好きでめちゃくちゃ行きます。特に60年代とか70年代のクラシカルなワンピースが好きで、今の流行にはないディテールやデザインに惹かれます。

――90年代のファッションは今も根強い人気がありますね。ファッションで影響を受けた人はいますか?

きゃりー ストーリースナップを一覧にしたサイトFashionsnap.com(ファションスナップ)を見たり、芸能人よりもストリートスナップに刺激を受けることが多いです。

――今のファッションのトレンドについて、どう思われていますか?

きゃりー 最近は2000年代の初期をイメージした「Y2K」ファッションが流行っていて、お腹を出している子が多いですが、「お腹を壊さないかな」と心配です(笑)。そのマインドがもうお姉さんなんですよね。サンダルやタンクトップで、エアコンの効いた部屋で過ごすと体が冷えちゃって。おしゃれより「冷え」にめっちゃ敏感になってます(笑)。