帯広でのロケは「舞いあがれ!」の世界観そのものだった

--10月3日から始まったNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」では、中澤真一役として出演されています。どんな役どころですか?

濱正悟(以下、濱) 主人公の岩倉舞(福原遥)が、入学する航空学校で6人のチームメイトに出会うのですが、その一人です。世話好きでみんなのことを思いやっているのですが、それが少しずれているというか、空回りしてしまって、最年長という設定なのにある意味一番大人とはいえない人ですね。妻子もいて、ちょっと訳アリなところもあります。

--そんな中澤に共感するところはありましたか?

濱 一見ちゃんとしていそうなのに、実はちゃんとしてないところは似ているかもしれません。僕もちゃんとしているように見られがちです。もちろん、ちゃんとしようとは心掛けているんですが(笑)。

--朝ドラということで、通常のドラマ撮影とは雰囲気も違ったのではないでしょうか?

濱 そんなに大きく変わりませんが、撮影のペースは早く感じました。

--航空学校帯広分校でのロケは、どのような雰囲気でしたか?

濱 帯広は着いた瞬間から空気がおいしかったです。空もきれいで雲一つない。そんなところも「舞いあがれ!」の世界観にぴったりだなと思いました。帯広分校は、とかち帯広空港のすぐ隣にあって、飛行機の上からも「航空大学校」という文字が見えました。メイクなどの準備は空港のバックヤードですませ、そこから車で2~3分のところにある帯広分校で、実際の訓練機や、将来操縦することになるジャンボ機を目の前にしながら撮影しました。帯広でのロケは1週間程度でしたが、共演者の方ともいろいろな話ができました。

--改めてドラマの注目ポイントをアピールしてください。

濱 航空学校のチームメイトたちは、それぞれいろいろな悩みに直面します。そんなみんなを、ヒロインの岩倉舞が持ち前のまっすぐさ、ひたむきさで変えていくところが見どころなのかなと思います。

--今年発売された「日経エンタテインメント!」(8月号)の20代俳優出演数ランキングで第1位に輝きました。様々な役に挑戦するだけに、気持ちの切り替えやセリフを覚えるのも簡単ではなさそうです。

濱 切り替えはそれほど苦労しませんが、セリフは入らない時は入りません。今回は航空の専門用語も多いし、説明するようなセリフが多いので、難しかったですね。