高校時代は友達関係に悩んだことも

――キャリアについて伺います。お芝居の仕事に興味を持たれたきっかけを教えてください。

清瀬 父親の趣味がカメラで、撮影されるのが楽しかったから、モデルさんになりたくて雑誌のモデルのオーディションを受けていました。中学生になってから「コード・ブルー」や「ごくせん」などのドラマを観るのが好きになり「私もテレビに出たい」と思うようになりました。それが女優を目指すようになったきっかけです。中学3年生の時にオーディションを受けて芸能事務所に入りました。

――引っ込み思案な性格だったと先ほどお話しされていましたが、人前に出るのは平気でしたか?

清瀬 モデルはお洋服がメインだから人前で話すこともないし、女優さんも役になりきるのが仕事なので割と平気でした。逆にアイドルやグラビアの仕事は、自分自身を表現しなくちゃいけないので、得意とは言えなかったですね。

――芸能事務所に入ってからはいかがでしたか?

清瀬 最初は「お芝居のレッスンができて楽しいな」という感覚でした。でも、まわりの先輩と比較して自分の演技力のなさに落ち込むことが多くて「私は演技の才能がないんだ」と悟りました。お芝居を目指すのは諦めて、高校生の時にモデルの事務所に入り直したんです。

――高校時代はモデルの活動をされていたのですね。学業との両立はいかがでしたか?

清瀬 高校時代はチアリーディング部に所属していました。仕事と学生生活の両立が難しくて、なかなか参加できず途中からマネージャーみたいになってしまいました(笑)。仕事で学校を早退したりすることが多かったので、友達関係がうまくいかず不登校になった時期もありました。「学校は休んでるのにSNSは更新してるんだ」と言われたりして、「いや、それは仕事だから」とも言えず。そこを理解してもらえなかったのはキツかったですね。

――どういうきっかけでグラビアを始めたのですか?

清瀬 高校卒業後にホテルのフロントでアルバイトをしていた時に、たまたまそのホテルでCMか何かの撮影があったんです。撮影している様子を見ていたら「本当はお芝居の仕事がしたかったのに、何で私はここにいるんだろう」という気持ちになって……。卒業後は一人暮らしをしていたので生活費を稼ぐのに必死で、気づけばアルバイトに明け暮れる日々。あっという間に3年間が経過していました。「それじゃダメだ!」と思い立って、いろんなオーディションを受けるようになり、ある日「グラビア撮影をやってみないか?」とお声がけいただいたんです。