繋がりや家族の大切さを身に染みて感じた

――初めて『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』の脚本を読んだ印象はいかがでしたか?

関水渚(以下、関水) 私が演じた亜子は、すごく起伏が激しくて、自信がないゆえの不器用な発言をする女の子。それを脚本で読んだ時に、「私にできるかな……」と感じたんですけど、マネージャーさんが「これはなぎちゃん(関水)がやったほうがいい」と言ってくださって。じゃあチャレンジしてみようと思いました。

高杉真宙(以下、高杉) 繋がりや家族の大切さを身に染みて感じた一方で、登場人物の一人ひとりが絶妙に自分のことばかり考えていて、逆にバランスが取れている。そういう危うさが面白い台本だなと思いながら読みました。

――関水さんは亜子に共通する部分はありましたか?

関水 役を作っている時は「自分と全然違う」と思いながら、寄せていっている気持ちだったんですけど、私も10代の頃は亜子のように自信がなくて、発する言葉に確信が持てなくて。今振り返ってみると亜子に似てるなって思います。

――高杉さん演じる俊英は、冷静に装っているけど、実は感情表現が苦手、でも優しさを隠し持った町医師です。

高杉 基本的には共感できない部分が多かったキャラクターですね。ただ頑固な部分は似ているのかなと思います。

――お二人の共演は、この作品が初めてですか?

高杉 一度だけバラエティで同じ空間にいたことはありますが、一緒にお芝居するのは初めてでした。

――今回の作品でお会いした時のお互いの第一印象はいかがでしたか?

高杉 顔合わせの時は、あまりお話しされない方なのかなという印象で、僕自身もそこまでコミュニケーションが得意な訳ではないので、そういった意味では同じタイプなのかなと思ったんです。でもお話ししていくと全然そんな感じではなかったです。

関水 人見知りというかすごい恥ずかしがり屋で、大勢の人がいるところに行くのも苦手なんです。ただ、顔合わせの時にしゃべらなかったのは、高杉くんってテレビを見ていても完璧だから、すごいできる人だと思っていて。

高杉 当時は「できる人だ」と思っていたんですね(笑)。

関水 もちろん、今も思っているんですけど(笑)。「関水さんって変な人だな」と思われたくなったので、多くを語らずにいたんです。その結果、「あ、そうですね。はい」とか素っ気ない答えになっちゃって。でも、すごく優しいし、穏やかな方だなと感じていました。