子どもたちに夢を与えようと頑張る現場の大人たちが真のヒーロー

――俳優の仕事をしていこうと決断したタイミングはいつですか?

増子 ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン(以下、「テニミュ」)の舞台出演が決まった時です。ちょうど20歳になるタイミングだったのもあって、頑張っていこうと思いました。

――2.5次元ミュージカルと普通の舞台は違いましたか?

増子 違いました。2.5次元の舞台をこなす役者はみなさん器用ですし、熱量がとんでもないんです。反省会を開いて意見を言い合ったり、部活みたいな感じで心も体も鍛えられました。僕は白石蔵ノ介という部長の役で、チームをまとめなくちゃいけないんですけど、実際の僕は性格が抜けているのでみんなに支えてもらっていました(笑)。「テニミュ」の経験があったからこそ、「機界戦隊ゼンカイジャー」に出演することができたんだと思います。

――「機界戦隊ゼンカイジャー」には、ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカ―役で出演されました。現場の雰囲気はどうでしたか?

増子 子どもたちに夢を与えようと頑張る、大人たちに圧倒されました。子どもがかっこいいと思うシーンやセリフを作ることだけをずっと考えている現場の人が、真のヒーローでした。たくさんの人がいて、夢のある世界が成り立っていることを実感できたし、あの場に携わることができてうれしかったです。

――アクションシーンはどうでしたか?

増子 スーツアクターの方が演じるツーカイザーのアクションを見て、それに似せた動きをしていましたし、スーツアクターの方も、僕のしぐさを入れたアクションしてくれたりして。脚の上げ方や、パンチの仕方、どうやったらカメラに強さを見せることができるかなど、映像のお芝居についていろいろ学ぶことができました。

――同じお芝居でも映像と舞台では違いますか?

増子 違いますね。僕は、どちらかというと撮り直しができる映像のほうが好きです(笑)。それって、いい方向で捉えるとチャレンジできるということなんですよね。映像だと細かい仕草や声のトーンまで、より繊細に作り上げていくので、舞台とはまた違った魅力があります。映像と舞台、どちらも経験して成長していきたいです。

――最後に進路を検討しているティーンにアドバイスやメッセージをいただけますか?

増子 「大人になった時に後悔しないように」とか、いろいろな意見があると思います。もちろんそれもひとつの答えだけど、結局、決めるのは自分なので、自分のやりたいことをするのが一番だと思います。どんな進路を選んでも何かしら後悔はすると思います。だから一度決めたら、「こっちを選んでよかった」と思える要素が増やせるように頑張って欲しいです。

Information

「合コンに行ったら女がいなかった話」
10月20日スタート
関西テレビ 毎週木曜 深夜24:25~ TOKYO MX 毎週木曜 深夜25:00~
※カンテレドーガ、TVerで見逃し配信あり

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ミュージカル「東京ラブストーリー」
<東京公演>
期間:11月27日(日)~12月18日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

<大阪公演>
期間: 12月23日(金)~25日(日)
会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

<愛知公演>
期間:2023年1月14日(土)
会場:刈谷市総合文化センターアイリス 大ホール

<広島公演>
期間:2023年1月21日(土)~22日(日)
会場:JMSアステールプラザ大ホール

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増子敦貴

アーティスト・俳優

2000年1月5日生まれ、福島県出身。2019年夏に繰り広げられた期間限定サバイバルユニットの活動を経て、男女7人組ダンス&ボーカルグループ・GENIC(ジェニック)としてデビュー。「機界戦隊ゼンカイジャー」(21/テレビ朝日系)にツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカ―役で出演。ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン(18-20)、「仮面ライダー斬月」-鎧武外伝-(19)など多くの舞台作品に出演。10月20日からスタートするドラマ「合コンに行ったら女がいなかった話」(カンテレ・TOKYO MX)に出演。11月27日からスタートするミュージカル「東京ラブストーリー」に三上健一役で出演。

Editor:Keita Shibuya,Photographer:Tomo Tamura,Interviewer:Takahiro Iguchi, Stylist:Shuichi Ishibashi, Hair&Make:Miyuki Miyagawa