声優もアーティストも元気な限り続けていきたい

――アーティスト活動を始めたきっかけは何だったのでしょうか?

上坂 アーティスト活動は、先ほどお話しした「パパの言うことを聞きなさい!」で、キャラクターとして歌ったのが最初です。当時は、カラオケで歌う程度だったので、ほぼ歌は未経験だったんですけど、キングレコードさんが「デビューしませんか?」と声をかけてくださいました。

――声優とは違うアーティスト活動の魅力はなんでしょうか?

上坂 ライブやイベントをやるようになって、少しずつファンの方が増えてきました。ファンの方に会えることをモチベーションに、歌を頑張ろうと思うようになっていきました。ライブやイベントの経験が増えてくることで、ここが楽しいとか、この曲が盛り上がるとか、この曲は難しいから練習をたくさんしようとか、楽しいことや大変なことが少しずつ分かるようになってきました。アフレコは何カ月も前に収録したりするけれど、ライブはすぐに反応が分かるのが、声優活動とはまた違ったアーティスト活動の楽しいところだなと思います。

――今後の目標を教えてください。

上坂 声優の活動は2021年で10周年、アーティスト活動は来年で10周年になります。毎年いろんな役に巡りあえたり、ライブで新しい歌にも挑戦できたりしているので、どちらも自分が元気な限り続けていきたいと思っています。コロナ禍の影響で、なかなかライブができなかった時期もありましたが、そういう時期があったからこそ、改めてライブの良さを実感することができました。声優・アーティストは、イベントもできるし、ライブ、ラジオ、動画など自由度がとても高いお仕事ですし、アニメは海外でも人気があるので、海外のアニメイベントなどにも呼ばれることがあります。私はいろんなものが好きなので、ずっと興味を持って、研究し続けていきたいとも思いますし、「これをやってみませんか?」という新しいことにも、どんどんチャレンジしてみたいと思っています。