新曲「Fly Out」で勢いよくスタート。ステージと客席が始終シンクロ
開演前、ツアー恒例となった「アメフラジオ体操」の映像が流れ、メンバーがライブの盛り上がり方をレクチャーする。開演を心待ちにする観客たちがメンバーからのレクチャーに合わせて体を動かす。開演時間になると照明が暗転。オープニング映像ではメンバーを1人ずつ紹介。
ツアーファイナル幕開けを飾ったのは新曲「Fly Out」。本日初披露の楽曲は、勢いよく駆け抜けるようなフレーズが続き、赤いスポットライトの光に照らされたメンバーが、凛々しい表情で力強いステップを刻んだ。
「メタモルフォーズ」ではメンバーが「ツアーファイナル! みんな盛り上がっていけんの!?」とクラップを促し、会場全体で拍手が巻き起こる。「ジャンプ!」と叫ぶと客席では色とりどりのサイリウムが上下に揺れ、会場の熱気もさらに高まった。
「グロウアップ・マイ・ハート」、「MICHI」でもパフォーマンスに呼応するように観客も体を動かし、「Sneaker’s Delight」では、ステージ上のメンバーがクールな表情を見せた。
MCでは、新曲「Fly Out」について解説。「その名のとおり『飛び立つ』という意味があって、私たちは、『同じ場所には戻ってこない』とか、『飛び立って新しいステップを踏み出したい』という気持ちを込めて歌ってるんです。AMEFURASSHIのライブの着火剤になっていくので、みなさんもついてきてほしいなと思います」と語る。
シティポップ調の「Lucky Number」から始まった次のブロックでは、スローナンバーの「Blue」で真剣な表情を浮かべながらしっとりした歌声で客席を魅了。続く「フロムレター」ではメンバーが持つ白く灯るサイリウムに合わせて、会場全体で“白い光”に包まれた。アコースティックギターの音色が響くバラード「Over the rainbow」では舞台袖から1人ずつメンバーが登場。優しくも芯のある歌声で丁寧に歌い継ぐ曲では、メンバー同士のハーモニーが折り重なったところで暗転。