Day2最初に登場は3回目の出演となるUNISON SQUARE GARDEN

バズリズム LIVE 2022/Day2公演が11月6日(日)に神奈川県・横浜アリーナで開催された。「バズリズム LIVE」は日本テレビ系列の番組「バズリズム02」が発信する音楽イベントとして2015年にスタート。今回で8回目を迎える。前日のDay1は様々なジャンルのアーティストが結集したが、2日目のDay2はバンド系。石川みなみ(日本テレビアナウンサー)と共にステージに現れたMCのバカリズムは、場内を見回し『昨日はペンライトが多かったけど、今日は己の肉体だけでぶつかっていくぜ!みたいなお客さんが多いですね』と2日間のお客さんの違いを分析。2020年、2021年は新型ウイルス感染症拡大を受け人数制限の中での開催を余儀なくされたが、今年は晴れて収容人数の規制が全面解除(マスク着用、声出し禁止は引き続き)され、2日間満員の22000人を動員。久し振りの満席の会場を見てバカリズムも感無量気味で、Day2の開始を宣言した。

UNISON SQUARE GARDEN

Day2最初に登場は第1回(2015)、2018年に続く3回目の出演となるUNISON SQUARE GARDENの3人。鈴木貴雄のドラムが激しく一閃すると、ギターとベースが一気に叩き込まれる。ここからは曲間殆どなしのノンストップでバンドは爆走する。歌詞がマシンガンのように飛び出す斎藤宏介のボーカルに合わせ、ドラムもベースも超高速で併走。このスピーディな演奏は3人の卓越した技術があってこそ。特に斎藤宏介の音域の広さは圧巻。低音から高音まで縦横無尽に歌いきる。しかもその声は限りなく透明で美しい。ラストの「kaleido proud fiesta」では攻めた演奏はそのまま、メロディはポップとアンバランスなのに秩序がある楽曲だ。全7曲をほぼノンストップで疾走、MCも一切なし。トップバッターとはかくあるべし!という姿勢を見せつけた。バックステージに降りる手前で、斎藤宏介は客席に向き直り、オフマイクで『ア・リ・ガ・ト・ウ!』とお礼をしていた。

go!go!vanillas

2組目はバズリズムLIVE初参戦のgo!go!vanillas。賑やかに登場するや、いきなりフルスロットル全開モードで演奏に突入。ベースとギターはニコニコしながら広いステージを走り回る。落ち着きこそないが、広い横浜アリーナで、大勢のお客さんを前にしてライブが出来る楽しさを全身で表現。go!go!vanillasのベースはアイリッシュ・ダンス音楽と、カントリー&ウェスタンと、ロカビリーの楽しいところを抜き出して、ごっちゃまぜにして演奏する。観る方にもその楽しさは伝播する。3曲目の「エマ」ではベースの長谷川プリティ敬祐が音頭をとって、西城秀樹のYOUNG MANのように”E・M・A・”とアルファベット・サインでオーディエンスと掛け合う。セカンド・シングルの「デッドマンズチェイス」では長谷川、牧達弥にドラムのジェットセイヤとリードボーカルを歌い継ぐ。ホントに楽しそうに演奏する。牧達弥は UNISON SQUARE GARDENのスピーディな演奏に触れ『人間の限界を超えた半端ねーライブをしてたんで、俺たちも思い切り超えていきたいと思います!』と後半の盛り上げを宣言。その言葉通り、ぶっ飛ばす演奏で35分のステージを爆走した。

THE ORAL CIGARETTES

3組目は昨年に続いて2度目の参加となるTHE ORAL CIGARETTES。バンド登場のアナウンスが流れるや、場内は大いに沸く。『2回目です!よろしく!』とシャウトし「GET BACK」「5150」を挨拶代わりにと超爆音で叩き込む。トラック・スーツ姿の自身を見直し、ボーカルの山中拓也は開口一番『ボク、白シャツにネクタイじゃないんですけど…。バズリズムにドレスコードあったっけ?スカパラさんもスーツやろうし』とぼやく。そういえばUNISON SQUARE GARDENも、go!go!vanillasもボーカルはネクタイ着用だった。ベースのあきらかにあきらから『大丈夫やて、SUPER BEAVERは絶対ネクタイ違ゃうよ』と慰められる始末。気を取り直して『最初から飛び跳ねてちょうだい!』と3曲目の「ENEMY」に突入。オーディエンス全員がその場でジャンプし、場内のエネルギーはマックス状態に。その勢いのまま、後半も絶好調で走りに走る。5曲目の「カンタンナコト」ではメンバーに合わせて全員がヘドバン。声こそ出せないが、これでオーディエンスもバンドと一体化。横浜アリーナの客席全体がヘドバンで揺れる光景は壮観だ。ラストの「狂乱Hey Kids!!」では、レーザービームが激しく行き交い、場内は混沌とした世界に転じる。『小さいライブハウスでも、大きい会場でも愛の強さというもんは一緒なので、あなたが行きたいライブに行ってまた遊びに来てください!』と呼びかけ、ステージを降りた。