笑いでクラスを沸かせすぎた結果、嫌われ者になった

――学生時代についてお聞きします。高校生の時からお笑いは好きでしたか?

川谷 お笑いは好きでしたね。学生時代は、友達のボケにツッコんで、喜んでもらえるのがうれしかったので、そのスタンスは今に繋がっていると思います。

小堀 高校時代は授業中に先生との会話で笑いを取って思い切りウケていたので、芸人になろうと思ってました。でも、それが原因で嫌われ者になってしまったのですが……。

――どういうことですか?

小堀 僕の声がうるさすぎて、隣のクラスから「あいつ誰やねん、邪魔くさいな」と不評を買ってしまったんです。隣のクラスとの体育の合同授業でサッカーをした時に、僕だけ当たりが強かったりして。しかも運悪く、翌年にクラス替えをした際に、隣のクラスだった人の割合が多いクラスになってしまいました。アンチに囲まれた状況で「面白いことを言って笑かしたいけど、滑ったら怖い」とプレッシャーがかかり、そのクラスではほとんど寝て過ごしていました。

――お二人とも高校時代から、人を笑わせて楽しませたいという気持ちが強かったのですね。NSCに進まれたきっかけを教えてください。

川谷 僕の場合は、することがなかったからです。大学も受験しないし、専門学校にも行かない、就職もする予定がなかったので、人生経験も兼ねてNSCに入りました。お笑いは好きだけど、僕レベルの人は山のようにいるだろうし、芸人で成功しようという意識は全くなかったです。でも「失敗することはない」という根拠のない自信だけはありましたね。いつも一緒にふざけていた同級生とNSCに入学してコンビを組みました。そいつは「無理だ」とすぐに辞めちゃいましたけど。

小堀 僕も高校3年生の時にはNSCに行くことを決めていて、大学を卒業してから入りました。

――NSCで出会ってコンビを組まれたのですね?

川谷 お笑いのオーディションの当日に、当時の相方だった僕の同級生が突然「行かない」と言い出したんです。オーディション会場に向かう集合場所で、一人で受けようとしていた小堀を見つけて「コンビ組もうぜ」と声をかけ、速攻でネタを作ってオーディション会場に向かいました。そこで受かったのが、コンビ結成の出発点です。

小堀 受かって、いいところまで行けて。その流れで今も続いています。