藤原大祐というエンターテイナーに期待してほしい

――この春に高校を卒業されましたが、卒業して寂しさを感じますか?

藤原 めちゃくちゃ感じます。学生じゃなくなっちゃったなというか。高校生活が前のことに感じますね。役者の仕事は、毎回違う現場で、新たな人間関係を築かなくちゃいけないんです。毎日行くのが当たり前で、同じ仲間がいた高校を卒業して、ある意味、家がなくなっちゃったホームレスみたいな気分です。でも、今の生活は充実しています。

――仕事に集中できる環境になって気持ちの変化はありましたか?

藤原 いろんなお芝居に出させていただいて、「周りの人が支えてくださるから、今の自分がいるんだ」と思えるようになりました。これまで見えていなかったことに気づけて、感謝の気持ちを持てるようになったのは、自分としてもいい変化だと思います。

――バラエティー番組でも活躍されていますね。

藤原 もともとお笑いが大好きなんです。アドリブで場を盛り上げる芸人さんへのリスペクトもすごくありますし、そんな方々と一緒に笑いを作る場にいられるのはうれしいです。

――お芝居以外に挑戦してみたいことはありますか?

藤原 もちろん、いろいろ挑戦してみたいと思っています。今は具体的には言えませんが、藤原大祐というエンターテイナーとして、愛される存在でいたいですね。

――ティーンに向けて映画の注目ポイントを教えてください。

藤原 18歳の文也は母親との関係や追いかけている夢、48歳の文也は娘との関係を、過去と未来の文也の対話を通じて描いている作品です。映画のキャッチコピーにある「演じきれ、俺の人生。」というのは監督からのメッセージで、「今をしっかり生き抜くことで、未来の可能性が広がるんだ」と僕は理解しました。過去も未来も決めるのは結局「今」の自分次第なんですよね。ティーン世代に限らず、この映画を観たら、誰もが「今を充実して生きよう」という気持ちに立ち返れるはずです。ティーンの皆さんには、若い時期をたくさん楽しんで、素敵な未来につなげてほしいと思います。

Information

『追想ジャーニー』
11月11日(金)より池袋シネマ・ロサにてロードショー
出演:藤原大祐 高橋和也 佐津川愛美 真凛 髙石あかり 岡本莉音 赤間麻里子 根本正勝 設楽銀河 伊礼姫奈 外山誠二
監督:谷健二
プロデューサー:佐伯寛之 峯達朗
脚本:竹田新
撮影:今井哲郎
録音:古茂田耕吉
美術:野中茂樹
スタイリスト:平田晴海
ヘアメイク:成谷充未 馬場良美
助監督:山口雄也
スチール:田村充 Dream Aya
©『追想ジャーニー』製作委員会

母親と喧嘩をした高校生の文也は、勉強もせずに居眠りを始め、気がつくと舞台の上にいた。そばには見知らぬ男がいて、「今日がお前の執念場だ。ここを逃したら一生後悔することになるんだぞ」と進言してくる。やがて、同級生で幼馴染のくるみが現れ、さらには、クラスメイトのゆりえも現れる。そして、二人からどちらと付き合うか決めろと迫られる。夢なのか現実なのか理解できない中、男はこれが現実であり、俺は30年後のお前だと話す。そして今いる場所は、様々な思い出を追想し、その時選択した内容を変えられる場所だったのだ。高校生の文也と、30年後の文也。二人は、よりよい人生を送るために、自分の未来を変えることができるのだ。

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藤原大祐

俳優

2003年10月5日生まれ。東京都出身。2019年に現事務所に所属し、間もなく「栄光ゼミナール」のWebCMに抜擢されデビュー。ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」(20/読売テレビ系・日本テレビ系)、「恋する母たち」(20/TBS系)、「推しの王子様」(21/フジテレビ系)、Huluオリジナルドラマ「神様のえこひいき」(22)、「純愛ディソナンス」(22/フジテレビ系)など話題作に立て続けに出演している。

Editor:Keita Shibuya,Photographer:Yu Tomono,Interviewer:Takahiro Iguchi, Stylist:Takashi Yamamoto