PICUを見学した時にプロフェッショナルのすごさを間近で感じた

--出演中のドラマ「PICU 小児集中治療室」は放映のたびに話題になっていますが、身近な方の反響はいかがですか?

菅野莉央(以下、菅野) 友達が「毎週リアルタイムで見てるよ」って感想を送ってきてくれますし、祖母からも「とても良かったですよ」って絵文字満載のLINEが届きます(笑)。

--ドラマの舞台は北海道ですが、菅野さんも北海道ロケに参加されたのですか?

菅野 はい、私は1話のカヌーやキャンプのシーンを撮影しに行きました。かなりの弾丸スケジュールで、みんなで合宿のように撮りました。初めての北海道だったので楽しみにしていたんですが、何せ合宿だったので、北海道ならではのことは満喫できずに帰ってきました(笑)。今後、また行ける機会があったらいいなと思います。

--合宿でチーム感は生まれましたか?

菅野 はい!幼馴染み(志子田武四郎、矢野悠太、河本舞、涌井桃子)を演じる4人は、北海道ロケが初顔合わせだったので、「はじめまして」からのスタートだったんです。でも、みんなで移動時間や待ち時間にしゃべったりできたのがよかったです。撮影とは別に本番前日、みんなでカヌーの練習もしました。撮影の時間も限られているので、「一回練習しておきましょう」ということで、方向転換の方法などを教えてもらったんですが、みんな筋肉痛になり、その余韻が残った状態で本番に臨みました。

--事前にPICUを見学されたそうですね。

菅野 はい。寝ている子どものベッドの近くまで行かせていただきました。なかなか小さい子どもや赤ちゃんを間近で見ることがないので、大きなベッドに寝ている姿を見ると、ちょっと切なくなりました。とても丁寧にPICU内を紹介していただいたんですが、想像していたよりも働かれている方が明るくて気丈で。皆さんチーム感もありましたし、テキパキと進められているんです。ちょうど急患の子どもが運ばれてきたタイミングだったのですが、皆さん冷静に行動しながら、保護者の方のケアも徹底されていて、プロフェッショナルの方ってすごいなと間近で感じました。

--ドラマでも毎回、PICUのチーム感は伝わってきます。

菅野 急患の方が運ばれてくると、一刻を争う状況のなか、10人くらいの専門の方がそれぞれパートごとに一斉に作業されるんです。スピード感がすごくて、そのチーム感は役を演じる上でも参考になりました。

--初めて台本を読んだ時、菅野さんが演じた河本舞に、どんな印象を受けましたか?

菅野 武四郎(吉沢亮)と幼馴染みということで、思ったことをズバズバ言うんです。サバサバした子で、今まで演じたことのないタイプだったので演じるのが楽しみでした。武四郎と同じ病院で働いていて、武四郎にとって職場で本音を話せる相手というのがキーになると思ったので、ただの同僚でも友達でもない、同志っぽい雰囲気がうまく出るといいなと思いながら1話の台本を読ませていただきました。2話以降もそれは意識しています。職場ではあるけど、気持ちに寄り添う、でも言いたいことは言うという関係性が表現できたらいいなと思っています。