3年前の「ALLOUT」で29曲だったセットリストが今回は44曲に
「ALLOUT SECOND」の文字が映ったスクリーンがゆっくりと上がると、幻想的な青色の光に包まれたステージ上に、揃いの赤い衣装をまとい、それぞれ違う方向を見つめたukkaの姿が浮かび上がる。大きな拍手とサイリウムライトの光で包まれた中1オープニングナンバーは「Believe」。続く「MORE!×3」を軽やかなステップで楽しげに歌い上げた後、「みなさんこんにちは!ukkaです」と挨拶。自己紹介が終わり、「あと何曲あるかも忘れさせるくらい、みなさんと楽しい時間を過ごしたいと思います。みなさんついてきてください!」という掛け声の後、「恋、いちばんめ」「can’t go back summer」を披露し会場をさらに盛り上げた。
再びMCタイムを挟んで”らんらんメドレー“では「はっぴースキップ☆ジャンプ」など11曲をノンストップメドレーでパフォーマンス。「よみうりランドの“らんらん”なんだよね」と、“らんらんメドレー”の名前の由来を明かした。客席に背を向け、後ろ手を組んだスタイルで始まったのは「初恋模様」。「こころ予報」、「わたしロマンス」、「Magik Melody」と続き、再びMCタイムをはさんでさらに5曲を届け、6人は一旦ステージから退場した。
ステージ前のスクリーンが下がり、各メンバーがその道のプロと対談する映像が流れる。村星の対談相手は落語家の入船亭扇遊、茜はアメリカ人パフォーマーのGREGO、川瀬は占い師のシウマ。事前に知らされていない相手を緊張しながら待ちながらも、自分の気持ちを率直に語り始める3人の映像が終わり、6人は客席のエリア中央に設置されたセンターステージで「時間。光り輝く螺旋の球。」「おねがいよ」「ねぇ、ローファー 。」を歌い上げる。手を伸ばせば届くほどの距離で繰り広げられる6人のパフォーマンスに、観客は興奮しながらもじっくりと聞き入っていた。