学生時代の友達は家族のような存在。大切にしてほしい

――高校生の時はどんな学生でしたか?

黒羽 学校に行って、バイトして、遊んでの繰り返し。バンドをやっていたので、たまにライブをして小遣いを稼いだりして。勉強はせずにほぼ遊んでいましたね。とことん青春を謳歌していました。自慢できるような学生生活は送ってないけど、とにかく楽しかった思い出しかないです。

――今、高校時代に戻ってやってみたいことはありますか?

黒羽 なんだろう……参加できなかった文化祭かな。高校3年生の文化祭の日に仕事が入って、出られなかったんです。その時は「仕事だから出られないんだ」とか、ちょっと優越感を感じていましたが(笑)。でも、学校行事はその時しか経験できないことだから、悔いてはないですけれども、戻れるなら参加したいですね。

――最後にティーンにアドバイスをお願いします。

黒羽 今年の甲子園で優勝した仙台育英学園高校の野球部の監督が優勝インタビューで「青春は密だ」とおっしゃっていましたけど、僕もその通りだなと思います。Twitterでその言葉を知った時に「なんていい監督なんだろう」と感激しました。今の学生さんは、コロナ禍の影響で修学旅行や体育祭も中止になって、臨時休校とかで、仲間と体験を分かち合う機会が奪われることが多くて、それは本当にかわいそうだと思います。でもポジティブに考えれば、僕たちとは違う学生生活を経験できたとも言える。まだまだ制限はあると思うけど、どんなことでもいいから、今しかできない経験をして頭とハートに刻んでほしい。いつか必ず楽しい思い出になるから。僕も卒業して何年経っても、仲間と会って話すのは昔の失敗談ばかり。「あの時は先生にめちゃくちゃ怒られたよな」とか「お前、廊下に立たされただろう!」とか、そんなくだらない経験でも飲んで話す時の最高のつまみになるんです。もう一つ、先輩面して言わせてもらうと、学生時代の友達を大事にしてほしい。もちろん、大人になってからの友達も作れるし大事だけど、昔の自分を知っている友達は、家族同様に信頼し合える、唯一無二の存在です。僕は学生時代に作った友達こそが真の友達だと思っています。

Information

映画名:『生きててごめんなさい』
2023年2月3日(金)よりシネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほかにて全国順次公開

キャスト:黒羽麻璃央 穂志もえか 松井玲奈 安井順平 飯島寛騎 八木アリサ 山崎潤 冨手麻妙 春海四方 安藤聖
監督:山口健人
企画・プロデュース:藤井道人
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介
プロデューサー:河野博明 雨無麻友子
配給:渋谷プロダクション
制作プロダクション:スタジオねこ
製作:映画「イキゴメ」製作委員会
製作委員会:ライツキューブ TRUSTAR アイビス・キャピタル・パートナーズ サミットソサエティー クリスマスホーリー クロコダイル スターリーキューブ 東洋レコーディング

小さな出版社の編集部で働く園田修一(黒羽麻璃央)は 恋人の清川莉奈(穂志もえか)と同棲生活をしていた。修一は小説家になるという夢を抱きながらも日々の仕事に追われ、夢を諦めていた。莉奈は内気な性格が原因でいくつもアルバイトをクビになり、今は無職で修一に依存していた。ある日、修一は高校の先輩で大手出版社の編集者・相澤今日子(松井玲奈)と再会する。修一は今日子と昔話をする中で今も小説を書いていると嘘をついてしまい、1カ月という短い期間で今日子の出版社の新人賞にエントリーする事となった。そんな中、修一の出版社で同僚の森脇がパワハラに耐え切れなく無断で会社を辞めてしまう。修一は森脇が担当していた売れっ子コメンテーター西川洋一(安井順平)の担当を引き継ぐこととなるが、西川は適当な男で、編集担当に原稿をすべて書かせるやり方で進めていた。戸惑う修一は全く小説の執筆に時間がさけなくなり焦り始める。ある日、莉奈はふとしたきっかけで西川の目に止まり、修一と共に出版社で働く事となる。西川も出版社の皆も莉奈をちやほやする光景に修一は強い嫉妬心を抱き、喧嘩が絶えなくなっていった―。

公式サイト

Twitter

黒羽麻璃央

俳優

1993年7月6日生まれ。宮城県出身。第9期みやぎ絆大使。第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリ受賞。ミュージカル「テニスの王子様2nd」(12~14)、ミュージカル「刀剣乱舞」(15~18)、「ロミオ&ジュリエット」(19、21)、「エリザベート」(22)などに出演。ドラマ「寝ないの?小山内三兄弟(19/日本テレビ系)」、「恋はつづくよどこまでも」(20/TBS系)、「SUITS/スーツ2」(20/フジテレビ系)、「競争の番人」(22/フジテレビ系)、映画「野球部に花束を」(22)、「貞子DX」(22)など。

Editor:Keita Shibuya,Photographer:Atsuhi Furuya,Interviewer:Kozue Nakamura, Stylist:Kyu Hokari, Hair&Make:Misaki Arimura