このときめきをみんなで共有できたら

--初の著書『神さまが惚れてまう48のポイント ~幸せの見つけ方はロケと神社が教えてくれました~』が12月20日に発売されます。書籍化に至った経緯をお聞かせください。

チャンカワイ プロデューサーさんやライターさんとロケ中で体験したことなどを話していたら、そもそも僕だけじゃなくてみんなが神社仏閣好きだということが分かって。このときめきをみんなで共有できたらいいなというところから、いつの間にか、僕の仕事に対する考え方みたいなものって、結局神様からもらったことと通じるし、それってみんなにも共通することなんじゃないか?という話になって、本を出すことになりました。

--普段から“仕事論”のようなものを意識されていたのでしょうか?

チャンカワイ ないです。ただ、ワタナベエンターテインメントのカレッジ(※学校)で生徒たちを前に「今から君たちが挑むのはこんな仕事だよ」というような説明をしているうちに、自分が仕事に対して持っている考え方のようなものがまとまってきました。「また(仕事に)呼んでいただけてありがとうございます」ってことが続いている人と続いていない人とではどこが違うんだろうと。制作側が求めていることに、演者はどう応えていくべきか。演者側がブースカ言うのっておかしくない?という感じで僕は今までやってきたし、その結果、準レギュラーも含めて週に約13本の番組に出演できている自分がいるんだと。ちなみに僕は年間で200日以上ロケに行っているのですが、それは後から知ったことなんです。「アメトーーク!」(テレビ朝日系)でロケリポーター芸人として呼んでもらえたことで初めて知りました。

--本書によると、以前から人見知りだったとのことですが、最近はある程度克服できたのでしょうか?

チャンカワイ これで克服したというのはないんです。ただ、舞台に立って笑ってもらうことで、人と向き合う大切さを知れたような気がします。何かをしてあげてありがとうと言われたら、こっちもありがとうって言いたくなる。ほんとに一個一個のありがとうと感謝の積み重ねです。以前、槇原敬之さんが僕の音楽番組に出てくださった時に「僕、槇原さんの曲、ずっと好きで聴いてたんですよ」って伝えたんです。槇原さんとは知り合って5~6年は経っていたのに、ちゃんと言えてなかったんですよね。そしたら槇原さん、「うれしい!言ってくださいよ。言われる側はすごくうれしいんだから!」って。僕からしたら神様みたいな人がこんなに喜んでくれるなら、素直に好きって言っていいんだと。

--それまでは好きだという気持ちを素直に出せなかったんですね。

チャンカワイ めちゃめちゃムッツリですよ。ぼそっと「おはようございます」っていうくらいで、帰りはった時には汗びちょびちょ。広瀬香美さんとテレビでご一緒させてもらって、広瀬さんに「カラオケ行こうよ」と言われた時も、「ロマンスの神様の人、何言ってんの?」って、感覚が合わへん。僕みたいなもんからすれば、うれしい一方でどうなってんの?とか思っちゃうわけです。どデカいありがとうもあれば、小さなありがとうもあるけれど、そういう自分の気持ちはちゃんと発信していいんだ、「自分、モジモジした性格なので」ってわざわざ表に出す必要はないんだ、と学びましたね。