三人の東京のイメージを形にした「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」

――chelmicoの鈴木真海子さん、ラッパーのSkaaiさんとコラボした「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」に関してお聞き出来たらと思います。楽曲のテーマを教えていただけますか?

荒谷翔大(以下、荒谷) テーマは「東京」です。僕と鈴木真海子さんと、ラッパーのSkaaiくんの三人で作詞を担当しました。

――なぜ東京を舞台しようと思ったのでしょうか?

荒谷 最初の制作の段階で「フューチャリングを入れた曲を作りたいね」と話していて、どうせなら友達というか近しい人とやりたい、と。Skaaiと真海子さんは、僕らがつなげたんです。真海子さんとyonawoで開催したインスタライブにSkaaiも呼んで、ライブセッションを一緒にしたんですが、それが二人の最初の出会い。その日の夜にセッションして、みたいなノリです。ラッパーさんとコラボするのは初めてだから、分かりやすいテーマがあったほうがいいだろうなって思って。僕らもSkaaiも上京したばかりだけど、真海子さんはずっと東京にいるから、それぞれの東京のイメージだったら、分かりやすいのかなと。うまくいかなかったら、それもしゃあないみたいなノリでしたね。

荒谷翔大

――偶発的に起こったコラボなんですね。

荒谷 真海子さんとは、3~4年前から「やりたいね」という話はしてたんですが、タイミングが合わなくて。最近知り合ったSkaaiと仲良くなったことがきっかけとなりました。

――楽曲制作で意識していたことはありますか?

斉藤雄哉(以下、斉藤) 荒ちゃんのラップを入れたいというのはありました。ラッパーとコラボするなら、うちのボーカルのラップも聴きたい、と。

荒谷 あと、フック(※引っ掛かりのある印象に残る部分)は、みんなで口ずさめるぐらいのメロがいいよねと。結構そこは苦戦しました。バース(※ラップのAメロ)の部分はみんな一発で出来たけど、フックはけっこう意識しましたね。

――これまでとは違うアレンジを入れたりしましたか?

荒谷 最初にトラックを作ったのが雄哉だったんです。

斉藤 全然客演用に書いたトラックじゃなくて、酔っ払って作ったみたいなビートだったんですけど(笑)、それが意外と好評で。そこからちゃんと整え直しました。特にラップを乗せようという意識はなく、三人がうまいこと乗せてくれたって感じです。

田中慧(以下、田中) でも、ちょうどよかったよね。

荒谷 あんまり意識しなしないで、yonawoでやってみて、みたいなところでしょうか。

斉藤雄哉

――yonawoのサウンドに、鈴木さん、Skaaiさんのピースがぴったりはまったわけですね。三人揃ってレコーディングしたのでしょうか?

荒谷 今、四人でスタジオに住んでいるので、そこに真海ちゃんとSkaaiを呼んで、みんなでレコーディングしました。

――歌録りはすんなり進みましたか?

荒谷 1日で全部終わりました。

斉藤 酔っ払って作ったから、リズムが変なんですよ(笑)。「歌を乗せにくい」とめっちゃ文句言われて、「ごめん、頑張って」と (笑)。

――普段のレコーディングもそのような感じなのでしょうか?

荒谷 曲に寄りけりですけど、家で録ることもあるし、楽器ごとに録っていくことが多いですね。1日でガっとやるというより、日々コツコツレコーディング、みたいな感じ。だから、楽器は結構時間がかかるけど、歌は早いですね。

野元喬文(以下、野元) アレンジして弾いたものがそのまま本番になるみたいな感じです。そこは時間が掛かっているかもしれないです。