爆発力を見せつけた「ASP」に、「GANG PARADE」圧巻の13人パフォーマンス
真っ赤な照明があたるステージに登場した「ASP」の7人。2021年5月に1stアルバム『ANAL SEX PENiS』で衝撃的なCDデビューを果たし、今年8月にはシングル「Hyper Cracker」でメジャーデビューしたWACKの中で一番後輩のグループとなる。激しい『拝啓 ロックスター様』でいきなりパワフルさを見せつけると、『Just Do it』終わりには、ユメカ・ナウカナ?(以下、ユメカ)が「WACK最高! WACK最高!私たち一番後輩のグループなんですが、盛り上がって行こうー!!」とテンション高く叫ぶ。レザーを基調としたロックな衣装も印象的だ。
ユメカが作詞を務めたキュートなロックサウンド『BE MY FRiEND』、『the MAN CALLiNG』『ITSUMO KOKOKARA』、『NO REASON』と続けた後、モグ・ライアンによる「こんな特別な日なので新曲を披露させてください」という言葉につづけて初披露となった『I won’t let you go』で美しいメロディを響かせる。メジャーデビューシングル『Hyper Cracker』『SAKEBE』と続き、『M』では「幕張の皆さんにASPから最高の愛を届けさせてください!」と叫んだ。最後の曲となった『レリゴ』まで、彼女たちのパワーは失速することなく会場を包み込んだ。
カラフルなライトで会場が彩られると、GANG PARADEの13人が登場。黒の衣装にメンバーカラーが光るLEDリストバンドを身につけたメンバー。ライブの定番曲『Plastic 2 Mercy』のイントロが流れると大歓声が。『Happy Lucky Kirakira Lucky』『BREAKING THE ROAD』と、13人だからこそ出来る迫力のパフォーマンスを見せる。チャンベイビーより「皆さんの声、聞かせてくれますかー? アリーナの皆さん! スタンドの皆さん! 幕張の皆さん!」と呼びかけが。
13人で円を作る振り付けが圧巻の『GANG PARADE』から、グループ分裂時のGO TO THE BEDSの楽曲『赤ちゃん』、今年7月にリリースされた『シグナル』と、GANG PARADEの歩みを物語る様なセットリストが続いていく。MCではキャ・ノンより「この幕張という大きなステージで、皆さんの声を聴くことが出来て本当にうれしいです。GANG PARADEのライブに来て良かった、ここにいたことをいつか皆さんが誇れる様なグループになりたいです」とメッセージが贈られた。
先日リリースされたばかりの楽曲『Priority』、まさにパレードの様な楽しい振り付けの『ブランニューパレード』と続き、最後は希望あふれるフレーズが印象的な『FOUL』まで全力で駆け抜けた。