NFTはデジタルデータに資産性を持たせられる画期的な技術

--Ame-chanさんはNFTアーティストとして、幅広い活動をされていますが、そもそもNFTに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

Ame-chan 大学時代に暗号資産を少し触っていたことがありました。その後は、トレーダーというわけでもないので、しばらく情報をチェックしていなかったんですが、ふと去年の春頃、海外でNFTというものが流行っていることを耳にしたんです。「どんなものなんだろう」って調べたことから、NFTに出合った感じです。

--NFTとはどんなものなのか、わかりやすく説明していただけますか?

Ame-chan  NFT=非代替性トークン。少し難しくなってしまいますが、替えのきかない通貨という意味です。これまでは、デジタル上のデータはいくらでも複製や改ざんができてしまうので、「本物」と「偽物」の区別のつけることができませんでした。しかし、ブロックチェーン(※多数の参加者に同一のデータを分散して保持させることで改ざんを困難にする仕組み)の技術を使うことで、デジタルデータが「本物」であることを証明できるようになり、デジタルデータに資産性が持たせやすくなったという点で革新的なんです。NFT化されたデジタルデータは、誰が発行したかをブロックチェーン上に残すことができて、しかもそれが一目でわかります。

--NFTは誰でも気軽に始められるものなのでしょうか?

Ame-chan NFTの発行自体は仮想通貨のウォレット=お財布を作れば始められます。ウォレットにお金を入れるためには、未成年の方だと口座を作る際に親御さんの名義を借りるなどが必要ですが、成人していれば基本的には口座さえ開設できれば誰でも始められます。

--Ame-chanさんが立ち上げたプロジェクト「KawaiiGirlNFT」。普段はどのような活動をされているのでしょうか?

Ame-chan  「KawaiiGirlNFT」はSNSのアイコンにしたくなるような女の子をコンセプトに描いた「KawaiiGirl」のNFTコレクションで、今80体ほど公開してますが最終的には100体まで出す予定です。最近はちょっとペースを落として1~2週に1体くらいのペースで自分の作品を出しています。私たちは、自分たちのNFTを持つことでNFTを保有する楽しさをホルダーさんに伝えることを大事にしています。例えばホルダーさん限定ど参加出来る企画をオンライン/オフライン問わず企画したりしています。今では(NFT関連の)イベントもすごく多くなってきているので、「KawaiiGirlNFT」としてブースを出展するなど、幅広い層への普及活動を頑張っています。私達のプロジェクトが広く認知されることでブランド力も上がるし、ホルダーの方にも喜んでいただけるのではないかと考えています。

--Ame-chanさんのSNSを見ても、NFTに興味を持っている方の入口になりそうな活動をされていることがわかります。

Ame-chan 「KawaiiGirlNFT」と並行して昨年の1月頃から「KawaiiFriendsNFT」というプロジェクトも手掛けています。「KawaiiFriendsNFT」はジェネラティブNFTです。ジェネラティブNFTは、目、口、鼻、背景などパーツ毎にイラストを描き、システムを使ってそれらを組み合わせて自動生成されたイラストを使ったNFTのことです

「KawaiiGirlNFT」は1体ずつ私がイラストを描いているのですが、ジェネラティブの仕組みを使う「KawaiiFriendsNFT」は全部で7000体のコレクションになってます。ジェネラティブNFTは1枚あたりの価格を抑えられるのもあり、NFTを触る人が気軽に買えるようなコレクションが欲しいなという思いで立ち上げました。海外では当時からジェネラティブNFTが主流でしたが、国内でも今でこそ増えてきましたが、立ち上げた当時は日本にはほとんどない状態でした。

--とても奥が深そうで、これからの可能性を感じますね。

Ame-chan  NFT自体がここ数年で一気に台頭してきたすごく新しいものですからね。まだまだいろんな活用方法もあるだろうし、今後技術もさらに発展していくと思うので、私自身とても楽しみです。