つらい思いをしている人の支えになりたくて、カウンセラーを目指した

――高校時代はどんな生徒でしたか?

みゆはん 人見知りだけど、目立ちたいという矛盾していたタイプでした。自分から話しかけたり、何か行動を起こしたりすることはないけど、人気者になりたい欲が強かったですね(笑)。人に笑ってもらうことが好きで、仲間内では積極的にボケたりしてました。

――高校時代に打ち込んでいたことはありますか?

みゆはん 部活動とバンドです。部活は合唱部に入っていました。高校1年生の時の部活動紹介で、合唱部の先輩たちがすごく楽しそうに歌っていたのを見て「ここに入りたいな」と選びました。全国大会の常連校だったのでとても厳しかったです。

――一方でバンドも組んでいたのですね。

みゆはん はい。モテたいがために(笑)。合唱部の子に誘われたのをきっかけに、バンドを組んで文化祭で披露したりしていました。

――実際にモテましたか?

みゆはん モテました(笑)。休み時間に、別のクラスの男の子から「連絡先を交換してほしい」と言われたりしました。

――バンドでは何を担当されていましたか?

みゆはん ギターとボーカルです。ギターは中学生の時に「美術」か「音楽」のどちらかを選ぶ選択授業があり、私は美術を選択したのですが、「音楽」を選んだ人たちがギターを持ちながら廊下を歩いている姿に憧れて始めました。でも実際やってみると全然上手く弾けなくて、1週間で辞めました(笑)。その後、高校の合唱部の自己紹介で「ギターが弾けます」と言ってしまったんです。1週間しかやってないのに(笑)。自己紹介が終わった瞬間に、二人の子から「一緒にバンドを組まない?」と誘われて、これはまずいぞと。嘘がバレたくない一心でそこから猛練習しました。

――ギターは教えてもらったのですか?

みゆはん いえ、独学です。

――文化祭ではどんな曲を披露したのですか?

みゆはん 主にyuiさんや、チャットモンチーさんの曲を披露していました。大学では軽音部に所属していたんですが、そこでもギターボーカルを担当していました。

――高校卒業後にカウンセラーを目指して大学に進学して心理学を学んだとお聞きしました。いつごろからカウンセラーになりたいと思うようになったのですか?

みゆはん カウンセラーを目指したのは中学生の頃です。仲の良かった友達が、いじめが原因で不登校になってしまって、時々お菓子を持って家に届けに行ったりしていたんです。ある日その子のお母さんに「ありがとう、うちの子、喜んでいたよ」と言われたことがきっかけで、“辛い思いをしている人を助けられる存在になりたい”と思うようになりました。とはいえ、当時はカウンセラーの他にもやりたいことはあって、絵を描くのが好きだったから高校の美術の先生とか、美容師になりたいとか、夢はいろいろとありました。

――大学で心理学を学んで良かったと思うことはありますか?

みゆはん 私の楽曲に共感してくれるファンの方は、精神的につらい思いをされている方もいらっしゃると思うので、そういう人たちに寄り添えるように、心理学で学んだ知識を活かしていきたいなと思ってます。

――音楽でやっていこうと決心したきっかけを教えてください。

みゆはん 大学で入った軽音サークルで、本気で歌手になるために活動している友達に出会って刺激を受けたからです。