2年の歳月を経てキャストたちが“同窓会”に集結

「公開直前同窓会」と題されたトークイベントでは、主演の井上祐貴、萩原利久、木下彩音、柾木玲弥、溝口奈菜、遠藤史也、搗宮姫奈のキャスト陣と監督の杉岡知哉が登壇。

2年前に放送されたテレビ番組『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京系)で主演を務めた直後に、本作がクランクインしたという井上。慌ただしい中で撮影に入った当時を振り返って、「今よりも知らないことが多すぎて、映画の現場はこんなにも厳しいものだと、楽しくも必死で戦ってきたという思いです」と、思いを込めて語る。

8日間というタイトな撮影スケジュールを乗り切っただけに、コロナ禍で本作が無事に上映に辿り着いたことに喜びを隠せない様子。

主演のため夜中の2時まで撮影が続くこともあったらしく、悪友・井葉役の萩原は「他のみんなは学校のシーンが終わると、先にホテルに戻ってワイワイしていたんですけど、井上くんだけ帰りが遅くて、申し訳ないなと思いつつ楽しく過ごしました」と、井上のことをねぎらいながらも、当時の現場の雰囲気を愉快に語る。

▲吉原暁人役の井上祐貴

萩原と同じく井上との共演シーンが多かったというヒロイン・絵莉子役の木下も、「すごく楽しかった現場でした」と振り返りつつ、「私が初めて画面に登場する場面はインパクトのあるシーンなので、ぜひ登場シーンを楽しみにしてください」と本作の注目ポイントをアピールした。

作品にちなんで、「7年後の自分にどんな言葉をかけたいか?」という司会者からの質問に、井上は「後悔せずに生きていてほしいと思います。常に全力で生きていたいと思っていて、『後悔したこと、やり直したいことはありますか?』と聞かれても、胸を張って『ないです』と言える自分でいてほしい」と胸に秘めた熱い思いを述べる。

木下は7年後の自分に対して、「『結婚していますか?』と聞きたいです」と、はにかみながら答える。「私は小さい頃から結婚願望が強くて、高校生のときは20代前半で自分は結婚するんじゃないかなと思っていました。7年後の自分は29歳になっているので、結婚していてもいいんじゃないかなと思っています」と意外な一面を見せた。

いまだに缶蹴りが趣味だという萩原は、「自分も7年後は29歳になっているんですけど、いつまでも童心を忘れない大人になりたいというのが夢なので、缶蹴りをし続けていてほしいな」と語る。さらに「そのときは柾木くんも缶蹴りに参加してほしい」と付け加えて会場の笑いを誘った。

▲井葉有介役の萩原利久

そういった若さに溢れるキャストたちに対して、1982年生まれの杉岡監督は「7年経ってもまだ20代なのかというのが、驚きなんですけど」と前置きしつつ、「12、3年前、僕は日本映画学校という専門学校に通っていて卒業制作で監督を務めて、その上映がこのスペースFS汐留で行われたんです。そのときも舞台挨拶をさせていただいたんですけど、またここに監督として立つとは夢にも思っていなかった」と感慨深く答えて、「このような状況で7年後の自分はどうしているのか本当に想像がつかないですが、7年後も映画を撮っていたいですね」と希望を述べた。