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ROUND.12のトップバッターは「KOSÉ 8ROCKS」

レギュラーシーズンのファイナルとなるROUND.12は有観客での開催となり、声は出せない状況ながらも開演前から客席の熱気は十分。オープニングアクトを務めた「avex ROYALBRATS」はブルーを基調にした爽やかな衣装そのままに、キャッチ―な楽曲をバックに踊ることの楽しさを存分に表現して会場を盛り上げた。

今日が全12 ROUNDの集大成を見せる場とあって、オープニングでは各チームのリーダーが、これまでの感謝を伝えながら意気込みを語っていった。前回、一部メンバーの新型コロナウイルス感染により欠場となった2チームのリーダーは感慨もひとしおのようで、「SEPTENI RAPTURES」のRIRIKAは「気持ちを込めて大好きなダンスと音楽を伝えたい」、「CyberAgent Legit」のTAKUMIは「前回出場できなくて悔しかったし申し訳なかった。今日はこれまで培ってきたことを出し切りたい」と強い言葉を放った。

トップバッターは後半にきて好成績を続けている「KOSÉ 8ROCKS」。その勢いそのままにディレクターのISSEIはオープニング映像で「1番で全部を持っていく!」と豪語。衣装を統一せず、ラフな格好で現れた8人は、ファンキーな楽曲をバックにハイペースでパワームーブを繰り出し、まるで無重力の空間にいるかのごとく空中戦を展開。それでいて全員でのルーティンもぴったりと揃えて、スキルの高さを見せつけた。パフォーマンスを終えたISSEIは、「まだまだ成長段階だが、今のKOSÉ 8ROCKSのMAXを出せた」と満足げな表情。ジャッジの坂見誠二氏は「KOSÉ 8ROCKSのすごさはスローモーションで見るとより分かる。特にノーハンドで回っているISSEIは素晴らしい」と絶賛、黒須洋嗣氏も「素晴らしいとしか言いようがない。一人ひとりが素敵」と舌を巻いた。

▲KOSÉ 8ROCKS ©D.LEAGUE 20-21

白い衣装にスカーフ、腕にはボディペイントによるフェイクタトゥーを施した「KADOKAWA DREAMS」は、「ヒップホップとアニメーションを掛け合わせたスタイルが好き」と語る颯希(SATSUKI)が中心となって、柊キライのボカロ曲に乗せて、ドラマ性のある前衛とポップさを兼ね備えたパフォーマンスを展開。ディレクターのKEITA TANAKAが「僕たちの一貫したテーマは挑戦者であり冒険する旅人。温故知新で先人たちをリスペクトしながら一歩前に進むのがヒップホップの持つバイブス」と熱く語った。

▲KADOKAWA DREAMS ©D.LEAGUE 20-21

各チームが最終ROUNDにふさわしいパフォーマンスを繰り広げる

これまでの集大成で「熱く深く感動の作品」とオープニング映像で語った「Benefit one MONOLIZ」は、着物の羽織を思わせる赤い衣装にロングブーツと和モダンを感じさせる衣装に、和傘を持って華麗に登場。やはり和のテイストを取り入れたサウンドに乗せて、アクロバティックなダンスを繰り広げながら、随所にシンクロ率の高い動きも挟んで唯一無二の世界観を構築した。ジャッジのETSU氏は「華やかで、勢いがすごくて、胸を打たれた」と感動を伝えながらも、「振付ではないポーズを、もう少しシャープに攻めたら広がりが出る」とアドバイスを送った。

▲Benefit one MONOLIZ ©D.LEAGUE 20-21

宇宙服を思わせるサイバーな衣装で登場した「CyberAgent Legit」は、序盤のゆっくりした展開から、後半にかけて激しさを増していく構成と、一糸乱れぬフォーメーションで宇宙遊泳を表現。ディレクターのFISHBOYは「Dリーグという未知のものを宇宙にたとえて、そこを輝ける場所にしていくショウケース」と意図を語り、リーダーのTAKUMIは「これまでの思いが積み重なった最後の舞台。悔いなく終われたし、結果はともかくやりたいことができた」とコメント。ジャッジの剛力彩芽氏は「登場した瞬間から違う空間に来たように感じました。息をするのも忘れるぐらい世界観に引き込まれました」と感動を伝えたが、WAPPER氏は「ROUND.1から見てきたが、上位にいけない理由として心の弱さを感じた」と愛ゆえの苦言を呈した。

▲CyberAgent Legit ©D.LEAGUE 20-21

「最後は自分たちらしく」と最終ROUNDに挑んだ「USEN-NEXT I’moon」は、自分たちの武器である華やかさ可愛さを前面に押し出して制服姿で登場。王道のJ-POP楽曲で勝負をかけ、めまぐるしくフォーメーションを変えながらアイドル性の高いダンスを繰り広げたが、55ポイントと結果は振るわず。しかし坂見誠二氏は、全12ROUNDの彼女たちのパフォーマンスを振り返って、着実にスキルアップしているところを評価した。

▲USEN-NEXT I’moon ©D.LEAGUE 20-21

前回の覇者「avex ROYALBRATS」は、ディレクターのRIEHATA自身がSPダンサーとして参加。これまでの振付と衣装をちりばめながら、文字通りの集大成としてエモーショナルな作品に昇華させ、73、5ポイントという高得点でトップに躍り出た。ダンスを終えたRIEHATAは息を切らしながらも「ダンサーとしてのヒーローが集まったエンドオブザゲーム」と高らかに語り、黒須洋嗣氏は「人生が見えた!」と興奮気味に賛辞を贈った。

▲avex ROYALBRATS ©D.LEAGUE 20-21

ラストを飾ったのは「SEPTENI RAPTURES」

トータルランキングで首位に立つ「FULLCAST RAISERZ」も、ディレクターのTWIGGZ“JUN”がSPダンサーとして加わり、チェックのシャツ、Tシャツ、ジーンズとストリート感みなぎるファッションで、KRUMPの世界をストレートに表現した。これまで多彩な演出を得意としてきた彼らが直球勝負をかけてきたところに並々ならぬ気迫を感じ、感動的ですらあった。ジャッジのりゅうちぇる氏は「KRUMPが詳しくない初心者の僕でも飽きないし、すごく伝わるものがあった」とコメントした。

▲FULLCAST RAISERZ ©D.LEAGUE 20-21

この日のセンターを務めたTAKIが、オープニング映像で「絶対優勝!」と力強く言い放った「SEGA SAMMY LUX」は、白いスーツと黒のシャツに身を包んでスマートに登場。ステージ全体を有効活用しながら、マイケル・ジャクソンにリスペクトを捧げたタイトかつファンキーなパフォーマンスで圧倒。ディレクターのBOBBYが「開幕前から大切な試合でやろうと決めていた」と語った通り、彼らの魅力が存分に詰まった作品で、72,5ポイントと高得点を叩き出した。剛力彩芽氏は「本当にかっこよかった。誰もが知っているマイケル・ジャクソンのダンスを新鮮な気持ちで見させていただいて、エンターテイナーとしても勉強になりました」と感動を伝えた。

▲SEGA SAMMY LUX ©D.LEAGUE 20-21

ラストを飾る「SEPTENI RAPTURES」は、欠場となった前ROUNDでやる予定だった作品を大舞台に持ってきた。メンバーのKEINが歌う楽曲に乗せて、ファンキーにパフォーマンス。どのメンバーも笑顔を浮かべ、踊ることの楽しさがひしひしと伝わってきた。ジャッジのWAPPER氏も「みんなの心のパイプが通じ合っていたからこそ右肩上がりで結果を残せた。ダンスが上手で、ルックスも良くて、プラスアルファで心の強さ、結束の強さを具現化できていて気持ちよかった」と褒めたたえた。

▲SEPTENI RAPTURES ©D.LEAGUE 20-21

CHAMPIONSHIP進出の4チームが決定!

▲SEGA SAMMY LUX

結果発表では、2位だったSEGA SAMMY LUXがオーディエンスポイントで満点の20ポイントを獲得、avex ROYALBRATSを上回って優勝を果たした。SEGA SAMMY LUXの優勝はROUND.1以来で、TAKIはMVDに輝いた。リーダーのCANDOOは「応援していただいて本当にありがとうございます。まさか最後に1位を獲れると思わなかったです。マイケルへのリスペクトを強く感じて、一致団結して一つになれた感じがしました」と勝因を語った。

そしてFULLCAST RAISERZとavex ROYALBRATSに続いて、SEGA SAMMY LUX とKOSÉ 8ROCKSが CHAMPIONSHIPに進出。全ROUND で高得点を記録していたFULLCAST RAISERZはSEASON WINNER(賞金200万)を獲得した。

D.LEAGUE初めてのシーズンを終え、CHAMPIONSHIP進出の4枠を手に入れたのはSWAGのavex ROYALBRATS、KRUMPのFULLCAST RAISERZ、Breakin’のKOSÉ 8ROCKS、HIPHOPのSEGA SAMMY LUX。それぞれ異なるジャンルの4チームが7月1日、東京ガーデンシアターにて初代王者の座をかける!

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