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新メンバー加入でグループが一段と明るくなった

――今年4月に桐乃みゆさんと大塚望由さんが新しく加入してグループの雰囲気は変わりましたか?

的場 一段と明るくなった感じです!

鶴見 確かに!

的場 もともとキャピキャピというか、賑やかなグループではあったんですけど、もともと虹コンにいた大塚望由はすごく変な子で、虹コンらしい子が戻ってきたなぁと(笑)。あと、みっふぃー(桐乃)がツッコミをしてくれるんですよ。虹コンってボケが渋滞してる系のグループなので、冷静なツッコミをしてくれて、さらに楽屋のコント感が増したなって思います。

――加入して間もないのにツッコミを入れられるのはすごいですね。

桐乃 なんか気になっちゃって(笑)。みんな先輩なんですけどツッコミやすいんですよ。

――鶴見さんは新メンバーについてどう感じていますか?

鶴見 2人ともイケイケなので虹コン内では「ギャル」って呼んでいるんです。たぶん本来のギャルではないんですけど、服装とかビジュアルが超イケイケで可愛いので、そういう面でも明るくなりました。

的場 あんなに短いスカートは見たことない!

鶴見 そう! 2人はミニスカで、超厚底のスニーカーとかを履いていて。虹コンって基本、カバンも服も靴も真っ黒で、集合場所に集団でいてもアイドルって気づかれないんです(笑)。でも2人はおなかも脚も出すから、それに感化されているメンバーもいるんです。

的場 はい!はい!私、感化されまして、指輪を買いました。

鶴見 こないだ、かりん(的場)ちゃんとあかりん(中村朱里)が一緒にお買い物をしたらしいんですけど、2人で「見て!指輪買った!」って超見せびらかしてきて。特にあかりんは指輪とネックレスと「誰?」みたいな派手な服を着ていたんです。

的場 あかりんはおなかが見えちゃうんじゃないかぐらいの丈の、普段は着ないようなカッコいい感じの服を着ていて。まさに、ミーユ(大塚)とみっふぃーが着ていてもおかしくないようなファッションでした。

鶴見 リュックとかも今までと違うしね。後ろから見たら誰か分かんないぐらいの感じになってて。でもどことなく新メンバーの2人みたいなイケイケにはなれてなくて面白いんです(笑)。

――桐乃さんが先輩メンバーから影響を受けたことはありますか?

桐乃 かりん先輩が可愛いキャスケットを被っていて、私も買いたいって思いました。あと私はアニメが好きなんですけど、有名な作品を中心に見てきたタイプなんです。私の知らないジャンルのアニメに詳しいメンバーも多いので、そういうのは興味があります。

――中でも鶴見さんはアニメに造詣が深いですからね。

鶴見 はい。常にそれでしか会話してないですから。どんなアニメが好きなの?

桐乃 エヴァとかガンダムとか進撃とか、戦う系が好きですね。『東京喰種トーキョーグール』も見てました。心の中は男子中学生みたいな感じかもしれないです。

鶴見 今度おススメをリストにして渡すね。

――ツッコミ以外で桐乃さんはどういうメンバーだなと感じますか?

的場 めちゃくちゃ頑張り屋さんだなって思います。新メンバーとして入ってきてすぐにお披露目があって。虹コンは持ち曲が60曲以上あるんですけど、本当に覚えるのが早いんです。それはメンバーの知らないところで頑張っているからだろうなと伝わってくるので、ありがたい気持ちでいっぱいです。

鶴見 みっふぃーは心が強いと思います。虹コンはメンタル弱々集団なので、すごいなって思います。バラエティーでも物怖じせずにしゃべれますし、こういうインタビューでもハキハキ意見を言えますから。だからこそ、こんなに早く虹コンに馴染めて、自分を出せているんだと思います。

桐乃 虹コンはメンバー全員が本当に優しいんですよ。良い環境で育ってきたんだろうなって感じることが多くて、人間性がとても素晴らしいんです。これだけ大勢の女の子が集まると1人ぐらいは性格が合わない子がいたりすると思います。でも本当に虹コンは、雰囲気が柔らかいし、しゃべりやすいし。いつでも「大丈夫だよ」「分からないことがあったら言ってね」と声をかけてくれるメンバーばかりで。だからこそ、すぐに馴染めました。

遠い存在だった虹コンの加入が決まってビックリ

――どういう経緯で桐乃さんは虹コンに加入することになったんですか?

桐乃 前に所属していたグループが、2021年1月末で活動終了しました。次の進路を考えたときに、アイドルは続けたいけど、新しいアイドルグループを一から始めるのは自分の中では違うって思いがあって、普通に就職したほうがいいのかなとアイドルとしての活動を諦めかけていたんです。そしたらプロデューサーのもふくさん(福嶋麻衣子)から、「虹コンに加入しませんか?」という提案をしていただいて加入することになりました。

――もふくさんに言われるまで、虹コンに加入するとは想像もしてなかったんですか?

桐乃 はい。「あの虹コン?」ってビックリしました。私の中では、いつも活躍している偉大なグループだったので、遠い存在だと感じていました。

――鶴見さんと的場さんは以前から桐乃さんの存在は知っていたんですか?

的場 そうですね。でも何度か対バンライブでご一緒したことがある程度でした。

鶴見 私は一度、みっふぃーと一緒にお仕事をさせていただいていて。事務所がTシャツを作って出すことがあって、そのときのモデルに何人か選ばれた中に2人とも入っていたんです

桐乃 選ばれたモデルは3人いたんですけど、そのうちの2人でしたよね。

鶴見 一緒にピザを食べたよね?

桐乃 食べました!そのときの勝手なイメージなんですけど、もえ先輩はこんなにキレイな容姿をしているじゃないですか。その時のスタイリングは前髪をがっつり上げて、よりかっこいい強い女性みたいな感じだったんです。なので、ちょっと話しかけらづらいというか……。でもピザをケータリングでいただいたときに、「え?ピザ食べていいんですか?」みたいな感じで嬉しそうにしていて(笑)。その瞬間に、話しかけやすい雰囲気を持っている明るい人だなって分かりました。ピザを美味しそうに食べていたのを覚えています(笑)。

鶴見 その日、私が最初にメイクをしていただいたんですけど、何もこだわりがないので、希望の髪型を聞かれた時に「なんでも大丈夫です」って答えたんです。そしたら「ザ・モデル」みたいな髪型になって、今日はこんな感じなんだなと思っていたら、後から来た二人は、ちゃんと希望の髪型を伝えていて。ちゃんと可愛らしいアイドルという自分のカラーを守っていたんです。

桐乃 すごく似合ってましたよ。なかなか、あの感じが似合う人はいないです。

多彩な楽曲を収録した新体制初のEP

――リリースされたばかりのAnniversary EP「RAINBOW SUMMER SHOWER」のレコーディングは、桐乃さんと大塚さんが加入した直後に行われたんですよね。

桐乃 そうです。

鶴見 難しい曲ばかりで、すごい洗礼だったと思います。

桐乃 虹コンに入って初めてのレコーディングで「世界の中心で虹を叫んだサマー」と「美味いものファンクラブ」を録ったんですが、初めて「美味いものファンクラブ」を聴いた時に、今まで歌ったことのないジャンル過ぎてどうしようと思いました。

――ユニークな歌詞に、とてもファンキーなサウンドがマッチした曲ですよね。

桐乃 私に歌えるのかなって不安だったんですけど、他のメンバーが先に歌っているのを聴いて、「こうやって歌うんだ」「ここに力を入れて歌うといいんだ」とか、そういうのを知れてレコーディングに挑めました。虹コンは一人ひとりが全パートを歌って、その中から良いところを使ってもらえるので、一段と気合が入るというか、より一層頑張って歌わないとって強く思いました。

▲桐乃みゆ

――1曲ずつ曲順に聴きどころを紹介してください。まずは「世界の中心で虹を叫んだサマー」から。

的場 虹コンは毎年夏曲をシングルでリリースするのが恒例になっていて、今回が7作目なんです。虹にかけて7周年を一つの節目としてずっとやっていたので、この7作目が夏曲としても大きな節目になりました。

――7月発売ですし、7がいっぱいあるんですね。

的場 そう!7だらけなんです。歌詞の中にも7という数字が実は紛れ込んでいたりして、7周年を意識した曲になっています。これまでの夏曲6曲の歌詞や振りが、今回の曲に取り入れられていて、よくよく聴くとメロディーやサウンドにも近いものがあったりして、集大成みたいな曲になってます。集大成でもありつつ、過去を振り返るだけではなく、アウトロの歌詞の部分は今の虹コンが歌いたいことも込められています。MVも含めて、「今の虹コンはこちらです!」っていう名刺代わりになる曲になったんじゃないかなと思います。

▲的場華鈴

――2曲目は先ほどお話に出た「美味いものファンクラブ」。

鶴見 ヒャダインさんに作詞作曲していただいた曲です。全農さんとのタイアップ第2弾なんですが、第1弾の「響け!ファンファーレ」とは全く違うタイプの曲で、初めて聴いたときにみんなビックリしました。すごく面白くて楽しい曲ができたので、私たちも殻を破れたんじゃないかなと、そんな革新的な1曲になりました。

――3曲目の「ココロPRISM」。

的場 分かりやすく熱い曲です。今回のEPは、「美味ものファンクラブ」みたいに面白い曲とか、明るい曲、可愛い曲が多いんですけど、その中でも虹コンの今の気持ちみたいなものが表れているんじゃないかなと思います。この曲を聴くと、心を燃やしてやってきた7年間を思い出しますし、レコーディングの時も気持ちが入って、みんなの歌い方が他の曲に比べてストレートになっていたので、ライブで聴くのを楽しみにしていただきたいです。

――4曲目の「ジャスナウ!」

桐乃 「パラダイスな片思い」の続編的な曲です。「パラダイスな片思い」は女の子が片思いしている様子を歌った曲ですけど、「ジャスナウ!」では片思いした先に何があったのかが描かれています。実はフラれちゃってるんですけど、強がってる感じとかもあって、ちょっと大人っぽい曲になっています。レコーディングの時は、大人っぽい色気も出しつつ、強めにみたいな歌い方が難しかったですね。切なさもありつつ清々しさもあって、前向きな気持ちになれる曲です!

――5曲目の「君色ラテアート」。

桐乃 ふわふわした女の子らしい可愛い曲なんですけど、レコーディングの時に「甘えてる感じで歌って」「もうちょっとブリッコな感じで歌って」と言われて、この曲も苦戦しました。出来上がった曲を聴くと、みんな可愛いので、ファンの方が「可愛い!」ってなるのが目に見えて分かるような曲になってます(笑)。

――6曲目の「雨上がり、虹はかかる」。

的場 実はまだ私も解釈しきれてないところがある曲です。Bメロの「何を私は持ってるのかな?会えない日々」という歌詞は、一日一日情勢が変化していく今の時代を絡めている部分もあると思いますけど、虹コン的にも7周年を迎えて変化の年でもあるので、その意味も込められているのかなって。それぞれの聴き方によると思うんですけど、私的には虹コンの背中を押してもらっている歌詞と感じています。曲的には歌とセリフパートが入り交じっていて、メンバーのいろんな声が聴けますし、それぞれの楽しみ方で聴いてもらえればなと思います。

――ラストは「夢の輪郭」です。

鶴見 「ヒルネ逃避行」というバンドのMEWちゃんという、虹コンと同じ事務所のmeme tokyo.にも所属してる女の子に歌詞を書いていただいた曲です。MEWちゃんから「タイトルはお任せします」と言ってもらって、メンバーでどうしようかって考えて付けたのが「夢の輪郭」というタイトルです。私の解釈では、グループと個人の間で悩んでる子の曲かなって思いました。自分はこうなりたいという理想があるけど、グループとしてはこういう方向性で進んでいるとか、考え方の違いもあって、自分とグループの境界線についての悩みが描かれているのかなと。そのうえで、メンバーそれぞれ色があるけど、その色を合わせて、みんなで光るんだというメッセージととらえました。そうやって歌詞の意味を考える中で、私が「自分の輪郭」という言葉を出して、そこに「夢をなぞる」という言葉を組み合わせて、このタイトルになりました。

▲鶴見萌

――MEWさん自身、meme tokyo.というグループで活動しているからこそ、虹コンのメンバーの気持ちも分かるんでしょうね。

鶴見 そうなんですよね。MEWちゃんがメンバーのことを考えて作ってくれたのかなって感じたので、今度会った時に聞いてみたいです。この曲は虹コン主演のドラマの主題歌にもなるので、大事にしていきたい曲ですね。

――最後に7月10日から始まった「RAINBOW SUMMER SHOWER TOUR2021」の意気込みをお聞かせください。

的場 今回はメンバー全員でテーマを決めるところから話し合って、セットリストの組み立てなども意見を出し合っています。7周年記念ツアーであり、今回のEPを引っ提げてのツアーでもあるので、いろいろなサプライズも用意していますし、7年間の集大成でありつつ、これからの虹コンを見せられるライブになります。最終日となる8月1日の東京Zepp DiverCityは生バンドでのライブで、そちらも始まりから終わりまで油断ならない構成になっているので、ぜひ楽しみにしていてください!

Information

虹のコンキスタドール Anniversary EP
『RAINBOW SUMMER SHOWER』
2021年7月14日(水)リリース
【初回限定盤】¥7,700
【通常盤】¥2,500
発売:キングレコード

▲初回限定版
▲通常盤

<CD>※2形態共通
1.世界の中心で虹を叫んだサマー
2.美味いものファンクラブ
3.ココロPRISM
4.ジャスナウ!
5.君色ラテアート
6.雨上がり、虹はかかる
7.夢の輪郭

<Blu-ray>※初回限定盤のみ
世界の中心で虹を叫んだサマー Music Video
美味いものファンクラブ Music Video
虹のコンキスタドール ワンマンLIVE 『RAINBOW PARTY!!!』@KT Zepp Yokohama

虹のコンキスタドール

アイドル

2014年結成。自分たちが思う「かわいい!」や「好き!」を追い求めるインドア系・正統派アイドルグループ。通称“虹コン”。今年4月11日、ワンマンライブ「いつかキミと見たミライより遥か」にて新メンバー大塚望由、桐乃みゆをお披露目して現在の12人体制に。

Photographer:Toshimasa Takeda,Interviewer:Takahiro Iguchi