様々な困難を乗り越えたツアー「最初の一歩のライブになった」
――Zeppツアー大成功お疲れ様でした。ツアーで印象に残っていることを教えてください。
川瀬あやめ 3月27日のZepp Fukuokaはすごく記憶に残っています。メンバーが新体制になってから初めてのライブで、5人から4人になったことが自分の中で大きすぎて。自分のフィーチャー回だったのですが、それよりも4人を見てもらうことに必死で、記憶が無いぐらいあっという間に終わっていました。私のフィーチャー曲『ファンファーレ』も初披露だったのですが、5人での振り付けを急遽4人用に直したことへの不安もありました。でも「4人で頑張るぞ」っていう気持ちが強くなった、最初の一歩のライブでした。
――他の楽曲も短時間の間に全部振り付けを直したんですよね。
川瀬 1日に2~3時間で8曲とか練習して。ダンスの先生に普通に言いました。「無理です!」って(笑)。でも先生は「出来る!」って言うので。もうやるしかないって感じで、出来たんですよね。

芹澤もあ 私はツアーファイナルの6月20日が特に印象的です。それまで4公演ライブをしてきて、毎回パートやアナウンスのふりが結構変わるんですけど、私が自分の新しくいただいたパートを飛ばしちゃうことが多くて。でも、最終日は絶対カッコつけたくて。お客さんも一番多く来てくれる会場で絶対ミスっちゃいけないって思いました。「ライブに来てください!」っていう言葉は言えても、来てくださった方が心から「楽しかったな」って思える様なパフォーマンスをするのは、すごく楽しかったけど大変でした。私は臨機応変に対応するのが苦手なタイプなんですけど、メンバーは覚えるのが早いので教えてもらったり、見返したりしながら練習をしていきました。ファンの方や関係者の皆さんからも褒めていただけたので「ちゃんとやってきてよかったな」って思いました。
茜空 私は「Zepp」という会場に立てたことがまず印象的でした。Zepp Tokyoにはイベントなどに出演したことはあるのですが、全国5カ所のZeppを回るっていうのがやっぱり特別で。Zepp Osaka Baysideは新し目の会場で、そんな綺麗なステージに自分たちが立てたことも、先輩の「ばってん少女隊」の皆さんがよくライブをされているZepp Fukuokaに立てたこともすごく嬉しくて。初めて会うファンの方も結構多かったです。Zeppだから来てくれたっていうのもきっとあると思います。
村星りじゅ まず、このような大変な状況の中でZeppツアーをさせていただけるってことは本当にすごくありがたいことだなって思いました。私も新体制の4人になってから、毎日が全力すぎて本当に「本当にこの3か月間あった?」っていうくらい本当にあっという間だったんです。歌割りのパートが今までの中で一番増えて、私は歌が苦手な部分があるので、ちゃんと増えた分も歌えるかがすごく不安でした。短期間でフォーメーションも変更してるのでそれも覚えて、頭がこんがらがってしまったこともあったんです。私のフィーチャー曲『Shining City Lights』はすごく音域が高いので、自分にとって挑戦ばかりで。本当に無事に完走することができて、今はもう安堵というか安心しています。

――ツアーファイナルの東京公演が終わった瞬間は、まずどんな気持ちだったのですか?
川瀬 始まる前から本当に本当に楽しみにしてたんですよ! 前日の夜も楽しみすぎて、逆に不安になってきちゃって。MCの確認もグループLINEで一から全部やったりとか。本番の日の朝も「今日が来てしまったね」みたいな感じで。
茜空 終わった後は「お疲れ~終わったね」って、ずっと皆で手をつないでいました。
川瀬 ファンの方からも「泣きました」とか報告をいただくことも多くて、本当にありがたいです。ありがとうございました!