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「アニメをきっかけに好きになりました」というコメントが嬉しい

――8月18日にリリースされた3rdシングル『ダブル・スタンダード』がアニメ『魔法科高校の優等生』のエンディング曲に起用されました。今までとは違うファンの方が増えた実感はありますか?

十束おとは(以下、十束) 「アニメから入って、フィロソフィーのダンスを好きになりました」という声がたくさん届いています。私もアニソンからアーティストさんを好きになることがたくさんあったので、そういうきっかけでファンになってもらえたことはすごく嬉しいです。

日向ハル(以下、日向) SNSでも、「エンディングテーマを歌っているのはフィロソフィーのダンスっていう人たちなんだと、今まで私たちのことを知らなかった方たちの声をたくさん目にしました。新たな層にアプローチできた実感があります。

佐藤まりあ(以下、佐藤) 「エンディングがカッコいい」とか、「フィロソフィーのダンスってグループ名?」みたいな感じで、映像の中で一瞬名前が出るだけなのに、ちゃんと見てくださっている方がいるんだなっていう驚きと嬉しさでいっぱいです。他の曲もぜひ聴いていただけたらなと思います。

奥津マリリ(以下、奥津) YouTubeでも「エンディング聴きました」といったコメントを見るとすごく嬉しいです。YouTubeって関連で動画がたくさん出てくるので、「ダブル・スタンダード」以外の曲も聴いてもらえたら嬉しいです。

――エンディング映像のノンクレジットバージョンが「アニプレックス」の公式チャンネルに上がっていますが、「深雪の気持ちを歌ってくれている」というコメントが多いですよね。

十束 そうなんですよ! 歌詞の意味に気づいてくださって感激しました。

――アニメの内容とエンディングの曲がきちんとマッチしているのって素晴らしいです。皆さんも放送の前後で「#魔法科高校の優等生」をつけてツイートされています。

佐藤 今回、エンディングを担当させていただくことになって『魔法科高校の劣等生』(※シリーズ前作)も観ました。これまで戦うアニメはあまり観たことがなかったんですけど、「劣等生」はお兄さんがメインで戦いのシーンがカッコいいなと思いました。「優等生」の方は深雪の心が描かれていて、また違った楽しみ方ができるなと思いましたし、毎週癒されています。

奥津 「劣等生」はタイアップのお話を頂いてすぐに全部見ました。私はもともとバチバチやりあっているバトルものが好きだったこともあって、すぐにハマってしまって。戦闘シーンがカッコいいし、その中にキュン!みたいなシーンもあって面白かったです。

日向 登場人物たちのシスターフッド感(※女性の絆)が好きです。どんどん結束が増していくというか、深雪のために裏でこそこそ3人が動いていく女の子の友情がたまらなく好きです。

十束 私はもともと作品の大ファンで、プライベートで深雪ちゃんのコスプレをしていたこともあります。好きでやっていたことだったので、エンディング曲を歌うことになるとは思ってなかったので本当に嬉しかったです。多くのヲタクが通る道であろう「電撃文庫」の中でも人気作品なのも嬉しいです!

メンバーを元気づけてくれたアニメとは?

――アニメのエンディング曲を担当されたということで、皆さんのお好きなアニメソングを教えてください。

奥津 『ハイキュー‼!TO THE TOP』でBURNOUT SYNDROMESの「FLY HIGH!!」が好きです。実はBURNOUT SYNDROMESとは学生時代に交流があって。スポーツ系のアニメにハマっていた時期に「ハイキュー‼!TO THE TOP」を観ていて、アニメの内容に入り込んでいたし、「頑張れ!」みたいな熱い気持ちの中で、友達の曲が流れてきて嬉しかったです。「めっちゃいいじゃんこの曲、やっぱアイツら天才じゃん!」みたいに、さらに熱い気持ちになりました。

日向 『NANA』のアニメを見ていたので、土屋アンナさんの「ANNA TSUCHIYA inspi’ NANA(BLACK STONES)」はよく聴いていました。あとは野原しんのすけさんの「オラはにんきもの」が好きです。「ぞうさーん」みたいな言葉たちが日々の元気につながっています!

佐藤 『おおきく振りかぶって』の主題歌でBase Ball Bearの「ドラマチック」です。Base Ball Bearさんが主題歌を歌っていたから、アニメを観始めたっていうパターンで。私の地元である埼玉が舞台で嬉しかったです。

十束 1曲選ぶのは難しいんですけど、『魔法少女リリカルなのは』のオープニングで水樹奈々さんの「innocent starter」です。深夜アニメにどっぷりハマってアニメショップに通いだすきっかけが、「なのは」でした。水樹奈々さんの歌声で「なのは」に惹かれたのもあります。

――今まで自分を元気づけてくれたアニメがあれば教えてください。

佐藤 小学生の時、『銀魂』が大好きで毎週楽しみにしていました。校外学習のお泊りで「銀魂をリアルタイムで見られない!」ってなった時は、校外学習先の公衆電話から家に電話して「録画しておいて」ってお願いしたくらいです。

奥津  『けいおん!』です。バンドをやっていた当時、「このアニメの曲がヤバいから聴け!」みたいな感じで、バンド界隈がざわついていて、人生で初めてゆるふわ系アニメを見たんです。そしたらどっぷりハマっちゃって、何周したかわからないくらい見ていました。好きすぎてコピーバンドを組んで、みんなでコスプレもしてましたし、フィギュアとかグッズもめっちゃ集めていて、初めて自分のオタク欲、アニメ欲、マンガ欲をかきたててくれました!

▲奥津マリリ

日向 『あの花』(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)です。今まで唯一ハマったアニメで地球人のTシャツを買いに行ったりしました。主題歌の「secret base ~君がくれたもの~」が流れてくるタイミングが絶妙なんです。あとは『ミニオンズ』。かわいくて元気が出るんです。推しメンはボブです。

十束 今やってるアニメでは『ヒロアカ』(僕のヒーローアカデミア)がダントツです。元気が出るアニメだと『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズや『武装錬金』の系統が好きです。あとは『コードギアス』シリーズは、思春期の時の自分にすごく刺さって、主人公のルルーシュみたいになりたい!と元気をもらいました。でも、やっぱりジョジョが一番かもしれないです。第5部が特に好きで、敵も味方も魅力的で、仲間で戦うっていうところにめちゃめちゃ元気をもらいました。もうすぐ6部も始まることですし、ぜひ1部から全部見てほしいです!

それぞれの個性が活かされたソロ曲を別メンバーが紹介

――みなさんは豪華作家陣を迎えたソロ曲を次々とリリースされています。それぞれの曲について、メンバーの曲を聴いてみた感想をお聞きしたいです。佐藤まりあさんは十束おとはさんの「捕まえて♡So♡To♡Heart♡」をお聴きになっていかがでしたか?

佐藤 はすぴょんにしか歌いこなせない、はすぴょんのいいところが前面に出ていると思います。歌詞にハートがいっぱいついている曲で、はつらつとした発声が多いフィロソフィーのダンスでは歌えない、ソロならではの見せ方だと思います。いい意味で力の抜けた歌を聴けたので、もっとソロを聴きたいなって思いました。

▲佐藤まりあ

十束 昔から大好きな清竜人さんに曲を作っていただいて、我が人生悔いなし!幸せな時間を過ごしました。私は竜人さんの作るラブソングが好きなので、歌詞の方向はラブソングで、とお伝えし、竜人さんからは「ハート入れる?入れない?」みたいなことを聞かれました。「生クリームかけますか?かけませんか?トッピングは?」みたいな感じですね(笑)。アレンジもTom-H@ckさんとKanadeYUKさんというとてつもなく豪華な皆さんに作っていただきました。感謝です。

――リリースしてみて反響はいかがですか?

十束 私や私たちの曲を今まで聴いてくれていなかったような、竜人さん、Tom-H@ckさん、Kanadeさんを好きな方が聴いてくれたりして、それが引っかかってツイートに出てきたりするのを見るととても嬉しいです。普段フィロソフィーのダンスではあまり表現できない事をこの曲に詰め込んだのでぜひ皆さん聴いてください!

――おとはさんは、奥津マリリさんの「花をください」を聴いてみていかがでしたか?

十束 曲を作ったスカート・澤部渡さんの世界観に、マリリが入ったという感じがしました。澤部さんの音楽は、クリームパンみたいな、やわらかくて優しい膜が張っているみたいな印象があるんです。そんな澤部さんが持っている膜みたいなものと、マリリが持っている声の膜みたいなものが交わってすごく良い雰囲気の曲だなって思います。

奥津 実際に「澤部さんの世界観に、私がお邪魔したい」って言ったんです。澤部さんの曲は「元気出しなよ」と言われるわけじゃないんだけど、穏やかな気持ちになれたり、「風が気持ちいいな」みたいな気持ちになれるなと。今の時期、「頑張れ!」「ファイト!」「好き」「愛している」っていうよりも、力が抜けるような、良い意味でリラックスできる曲がいいなと思って。歌詞も「メッセージ性というよりは、ぼんやりと考えているようなことが歌いたいです」とお伝えした結果、ちゃんと世界観を作ってくださり、レコーディングでは「好きなように歌ってください」と言ってくれました。もちろんところどころでアドバイスはいただいたんですけど、リラックスして歌えたし、マリリ節も普段よりも多めに入れて挑んだので、澤部さんの世界観に共存できている曲に仕上がってるんじゃないかなと思っています。

――では、マリリさんが聴いた、日向ハルさんの「目隠し」はいかがですか?

奥津 ハルちゃんの100%濃縮ですね。曲調でいうなら、フィロソフィーのダンスだったら色々な味がある中で、ハルちゃんのどデカいカツがあって、みたいな。色々なおかずがあってメインのカツがあるのが普通だけど、「今日は贅沢してカツ3枚だけ食べちゃうぞ」みたいな感覚です。キャベツもいらない、今日はカツだけを食べるぞみたいな。

日向 胃もたれしそう!

奥津 そんな贅沢に凝縮されたハルちゃんの強さと、でも歌詞は優しくてっていう、本当にハルちゃんをぎゅって詰め込んだような曲だなと思います。ソロ曲の良さというか、普段は感じられない濃さを感じました。

日向 制作当時自分が伝えたかったことが歌詞になっています。自分自身が土岐麻子さんの歌詞に救われましたし、絶対にこの人なら私が言いたいことを理解してくれるっていう、根拠のない自信があって。ダメもとで歌詞をお願いしたら、「お力添えしたいです」って力を貸してくださいました。土岐さんが書いてくれた歌詞が、私が思っていた通りの内容で、すごくシンパシーを感じました。歌詞だけじゃなくて、土岐さんに出会えたことが自分にとってすごく大きかったです。最近はなかなか会えてないんですけど、土岐さんは常に見守ってくれる神様みたいな存在です。携帯の待ち受けも土岐さんとのツーショットにしていて、いつも元気をもらっています。

▲日向ハル

――佐藤まりあさんも9月にソロ曲のリリースが発表されました。

佐藤 山崎あおいさんが、私のやりたいことをたくさん実現させてくれた曲になりました。ソロ曲を作るにあたって、ファンの方の見たい私と、私自身がやりたい私って違うのかなと思ったりして、すごく葛藤がありました。前日までは王道アイドルソングをお願いするつもりだったんですけど、お風呂に入ってるときに、ふと自分の好きなハウスでやりたいなって。応援してくださったファンの方も、多分私が主役になることを一番喜んでくださるって思ったんです。私は今年アイドル活動10周年になるので、自分をお祝いする1曲にしたい気持ちもあって、あおいさんが考えてくれた「Decade」(10周年)っていうタイトルも、とても気に入っています。歌詞はお願いして、共作にさせてもらって、あおいさんが書いてくださったワンコーラスを受けて、私もワンコーラス分書いてお返ししてという感じで、私が伝えたい事を込めた良い歌詞になったと思います。

フィロのスがこの秋冬に挑戦したいファッション&メイク

――もうすぐ秋ということで、この秋冬にしたいファッションやメイク、購入したいものがあれば教えてください。

十束 チェックが大好きで、秋冬はチェック柄にベレー帽っていうのが自分の中での王道スタイルなので、チェックのものを手当たり次第買っていこうと思います。リボンがついてたらなおよし!です。メイクはバーガンディーとかボルドーみたいなちょっと濃い赤に挑戦できる季節が秋だなと思います。今まで衣装以外で真っ赤なリップとかバーガンディーとかボルドーみたいな深い色に挑戦したことなかったんですけど、この冬は、口紅などにも取り入れてみたいです。

▲十束おとは

日向 先の服を買っても気が変わって着なくなることが多くて、今は先取りして買わないって決めています。まだ購入はできてないんですが、シンプルになりがちな夏服より秋服が好きです。早く長袖を着たいっていう欲がすごくあって楽しみです。髪型を一気に変える予定で、雰囲気が変わる気がするので、それに合う洋服を見つけたいです。メイクは、秋ならではの深い色が大好きだし、ボルドーとか深みのあるブラウン系のリップをつけて、ネイルも落ち着かせていこうと思います。

佐藤 最近、出来るだけモノを買わないようにしているので、今持っているものでコーディネートしていきたいなと思っています。買い足すならミニスカート。ミニスカートにブーツとか、脚を思いっきり出していきたいです。メイクはオレンジっぽいものが自分の肌の色にあうので「さつまいも」とか「かぼちゃ」を意識したメイクにするつもりです。

奥津 私は基本的に落ち着くカラーを選びがちです。アースカラーというか、ベージュ、ブラウン、肌なじみのよいピンク、白の中でも限りなくページュに近い肌になじみやすい色が好きなんです。今年は普段着てないようなものを着るのが目標で、秋はくまさんじゃないですけど山とか木にまぎれるような色ばかり着がちだけど、赤とか緑とか、普段は選ばないような「浮く」色や、アースカラーの逆を目指したいと思います。私服では夏でも腕以外はあんまり露出しないしようにしようと思っていたんですが、意外と「胸元とかおへそ出してもヘルシーならいいんじゃない?」みたいな感じで、ちょっと今までと違うものを着ようかなと。メイクは「奥津マリリ」でいるときは基本的にあまり変えないようにしているので皆さんの前に出るときはそこまで変わることはないかもしれないんですが、普段は冒険したいですね。今はカラーマスカラ、特にオレンジが気になっているので通販でポチっとしてます。

Information

メジャー3rdシングル『ダブル・スタンダード』
2021年8月18日リリース
レーベル:ソニー・ミュージックレーベルズ

▼初回生産限定盤(CD+BD):6500円(税込)
<BD収録内容>
・Online Live“Cup Ramen Night”2021.05.01
01:ドント・ストップ・ザ・ダンス
02:アイドル・フィロソフィー
03:好感度あげたい!
04:バイタル・テンプテーション
05:テレフォニズム
06:なんで?
07:カップラーメン・プログラム
08:フォーカス
09:オプティミスティック・ラブ
10:ダンス・ファウンダー
・「テレフォニズム」Online Live“Cup Ramen Night”推しカメラver.
・「ダブル・スタンダード」Music Video Making Movie
※スペシャルボックス仕様
※副音声にメンバーによるオーディオコメンタリー収録
※オリジナル・ステッカー封入
※撮りおろし写真で構成された豪華フォトブック付き

▼通常盤(CDのみ):1250円(税込)

▼期間生産限定盤(CD+BD):1980円(税込)
<BD収録内容>
・「ダブル・スタンダード」Music Video
・TVアニメ「魔法科高校の優等生」ノンクレジットエンディングムービー
※アニメ盤・デジパック仕様
<全形態4曲収録>
01:「ダブル・スタンダード」
02:「ウェイク・アップ・ダンス」
03:「サマー・イズ・オーバー」
04:「テレフォニズム (Night Tempo Melting Groove Mix)」

■12月1日リリース フィロソフィーのダンス「サンフラワー」
購入はこちらから https://Philosophy.lnk.to/Sunflower

▼初回生産限定盤(CD+BD):6500円(税込)SRCL-11970~11971
※BDには7月4日に行われた「Dance with Me TOUR 2021」東京公演の様子を収録予定
※スペシャルボックス仕様
※副音声にメンバーによるオーディオコメンタリー収録
※オリジナル・ステッカー封入
※撮りおろし写真で構成された豪華フォトブック付き

▼通常盤(CDのみ):1250円(税込)SRCL-11972

▼期間生産限定盤(CD+BD):2,400円(税込)SRCL-11973~11974
※BDには「サンフラワー」Music Video、MVのメイキング映像を収録予定
※アニメ盤・デジパック仕様
<全形態4曲収録>

公式サイト

フィロソフィーのダンス

アイドル

2015年結成。FUNK・SOUL・DISCOのグルーヴに、哲学のエッセンスを加えた歌詞、そしてコミカルで個性的なダンスを武器に数々の音楽ファンをうならせてきた4人組アイドル。2020年9月23日、ソニー・ミュージックレーベルズよりシングル『ドント・ストップ・ザ・ダンス』でメジャー・デビュー。

Photographer:Yuta Kono,Interviewer:Kozue Nakamura