「BABYS」から「BΛBY’S」へグループ名の表記をマイナーチェンジした意外な理由

――2013年6月の「FUNKEY MONKEY BABYS」解散から8年以上。なぜ、このタイミングで再始動を決めたのでしょうか?

ファンキー加藤 音楽特番『音楽の日』(TBS・2021年3月11日放送)に出演させていただいたのが大きなきっかけでした。ケミカルも含め3人で、久々にパフォーマンスをして。この番組のリハや打ち合わせを重ねていく中で、ケミカルは実家のお寺で住職として勤めているから、モンちゃんと一緒に「2人でやっていくのもアリかもな」という風には考えていました。でも、実際に歌ってみないと分からないから。いざやってみたら、うまくいかない可能性だってあるし、世間に響かなくて総スカン喰らう可能性もあるしと、色々と考える中で、最終的なジャッジを『音楽の日』でのライブに委ねようと決めていました。

モン吉 正直、出演のお話をいただいたことをきっかけにファンちゃんはもちろん、スタッフのみんなともしっかり音楽について話せた気はします。解散から再始動まではそれぞれソロで頑張っていて、それほど濃くは連絡を取り合っていなかったんです。だから、「仮に『音楽の日』で3人が揃ったら」と打ち合わせていくうちに、気持ちもまとまっていきました。やっぱり、ファンモンって僕らのふるさとだし。リハーサルで久しぶりにファンちゃんと歌っても違和感もなかったし、『音楽の日』を通して「2人で再始動するのも面白いかな」と思うようになりました。

▲モン吉

――かつてのメンバー・DJケミカルさんは、お2人の再始動について何と言ってましたか?

モン吉 ツイッターで「天晴れ」とつぶやいてくれた(笑)。今はなかなか難しいけど解散後もしょっちゅう遊んだり、ふつうに連絡を取り合っているんですよ。でも、会ってもファンモンの話はあまりしないです。そもそも僕らは音楽を通じて出会ったわけではなく、地元の八王子で知り合った仲間だから。その関係性は今も昔も変わらないですね。

――再始動でグループ名の表記も解散前の「FUNKY MONKEY BABYS」から「FUNKY MONKEY BΛBY’S」に変わりましたよ。これには何か特別な意味があったのでしょうか?

ファンキー加藤 あります。そもそもは再始動を決めてから、僕が「元の表記はいやだ」とめんどくさいことを言ったんですよ。3人のファンモンは2013年6月に東京ドームで解散したから、2人で再始動するからには「別のユニット名にしよう」と提案して。そうしたら、モンちゃんやスタッフが「ファンキモンキーベイビーズの響きは残そう」とアイデアを出してくれたので、最後の「Y」と「S」の間に「’(アポストロフィ)」を付けました。

モン吉 元々は、「’」が付いてたんです。ケミちゃんが入る前に僕ら2人だけでやっていた当時の表記が「FUNKY MONKEY BABY’S」だったんです。

ファンキー加藤 そうそう。ケミカルの加入で3人になった当時のマネージャーから「画数が悪いから文字を1個減らした方が良い」と言われて「FUNKY MONKEY BABYS」になったんです。それで再始動に向けて原点回帰で「’」を復活させようと提案してみたら、今度はモンちゃんが「画数が1つ増えるのはよくない」と言い始めて。結局は「A」から画数を1つ減らして、ギリシャ文字の「Λ(ラムダ)」に落ち着きました。この「Λ」には支え合う意味もあるみたいだし、結果としてよかったです(笑)。