2人が伝えたい青春時代の生き方「自分が好きなものにふれておけ!」

――10月1日には再始動後初めての日本武道館ライブ「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S in 日本武道館 -2021-」も控えています。意気込みを教えてください。

ファンキー加藤 セットリストは僕らにとって最強に近い布陣です。いうなれば「ファンモン・ザ・ベスト」で、いっさい出し惜しみしません!とはいえ、懐メロ歌手になりたくないので、今と未来をしっかりお届けできればなと。ファンのみなさんにとって「懐かしかった」「楽しかった」では終わらせず、終演後には「これからのファンモンが楽しみ」と言ってもらえるようなライブにする自信があります。

モン吉 解散ライブもかれこれ8年以上前になりますし。以前から僕らを見守ってくださっている方も、新しく僕らを知ってくださった方もたくさん来てくれるのを期待しています。昔からファンの方々には「あ〜、ちょっと面白さが欠けちゃった……」と思わせないように。初めての方々には「ファンモンのライブって面白い!」と言ってもらえるよう、ステージを作っていきたいです。

――2013年6月の解散後は、お2人とも積極的にソロアーティストとしての活動を続けていました。ふたたび活動を共にする中で、ソロとの違いを感じる部分はありますか?

ファンキー加藤 再始動後に初めて2人で出演した音楽番組『CDTVライブ!ライブ!』(TBS・2021年8月30日)でも感じたけど、モンちゃんがいると頼もしいなって。ソロだと、1人で全部を担うから体力的にしんどいんですよ。でも、2人のユニゾンで支え合いながら歌えるのは心強いですよね。モンちゃんのパート中はわずかな間だけでも息を整えたり。そうした細かな積み重ねが、ライブ全編のパフォーマンスにも影響を与えると痛感しています。モン吉がいると僕自身が振り切れるんですよ。ソロだと振り切って歌おうとしても、燃え尽きちゃったらそこで終わってしまうから。モンちゃんはスタミナがあるし、ライブのペース配分も上手いから最後までしっかり歌い切れるんですよ。僕は日によって、2曲目でバテてしまうときもあるから。ファンモンとしては、モンちゃんが基本的なペースを作ってくれれば、僕が自由に叫んだり暴れたりできるんですよね。ソロではできない形だし、おたがいの重ねてきた経験を活かしつつ、次の日本武道館では理想的なライブができるんじゃないかとワクワクしています。

――コロナ禍ではオンライン授業などの影響で、孤独を味わいながら青春時代を過ごしている読者も少なくないと思います。そんな時代を生きるみなさんに向けて「エール」をお願いします。

ファンキー加藤 心を守るために、常に「自分が好きなものにふれておけ!」と伝えたいですね。いわゆる「推し」というか。僕は10代の頃にいじめられていた時期があって、今も大好きなプロレスに救われていました。誰かにいじめられてすごく落ち込んで帰った日も、夜にプロレスを見れば元気をもらえて。ためらいなく自分は「これが好きだ!」と言えるものを見つけて、あとはとにかく「推しまくれ!」と言っておきたいです。

モン吉 青春時代にムダはないと思うんですよ。くすぶっているのも含めて、自分だし。僕は10代の頃からライブをしょっちゅうやっていたけど、当時はまだ、曲を作ってなかったんですよね。でも、のちに作り始めたら違う世界が見えてきて。もっと早くやっておけばと後悔も多少はあったし、好きなものにふれて形にするのは早ければ早い方がいいのかなって。まあ、それは音楽に限った話かもしれないけど、ファンちゃんの「好きなものにふれる」はいい言葉だなと思うし、何かに夢中になってほしいなと思います。

Information


1st Album「エール」
2021年9月22日リリース
価格:¥1,100(税込)
レーベル:dreamusic
【収録曲】
M1. エール
M2. 今だってI LOVE YOU

FUNKY MONKEY BΛBY’S

東京八王子出身、「ファンキー加藤」「モン吉」の2人で再始動した2MCグループ。前身のグループであるFUNKY MONKEY BABYSは「DJケミカル」を加えた2MC1DJの3人組グループで、’04年元旦に結成。06年1月、シングル『そのまんま東へ』でメジャーデビューし、07年1月リリースの『Lovin’ Life』の大ヒットを皮切りに『告白』『ヒーロー』『あとひとつ』など、数々のヒット曲を送り出し、アルバムではオリコンウィークリーランキング3作連続1位を獲得。NHK「紅白歌合戦」に4年間連続出場。TBS「輝く!日本レコード大賞」にも3年連続出演し、作曲賞、優秀作品賞、優秀アルバム賞の各賞を獲得するなど、国民的大人気アーティストの仲間入りをするも、2013年6月人気絶頂の中、夢の舞台でもあった「東京ドーム」にて同グループを解散し、結成から約10年間の活動に幕を閉じた。解散から約8年の時を経て、2021年3月11日TBS『音楽の日』にて1夜限りの3名フルメンバーでの再結成を果たす。同月、ソロ活動と並行してファンキー加藤、モン吉の2人での”ファンキーモンキーベイビーズ”の活動を発表。“FUNKY MONKEY BΛBY’S”と改名して再始動する。10月1日にはFUNKY MONKEY BΛBY’Sとして初のワンマンライブ「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S in 日本武道館 -2021-」の開催が決定している。

Photographer:Toshimasa Takeda,Interviewer:Syuhei Kaneko