10代の子たちに救われた

――土佐兄弟がすごいのは同世代だけではなく、自分たちよりも一回りぐらい下の若い世代にも受け入れられているところです。

卓也 特に10代を意識している訳じゃないんですけど、学校ネタが今の10代の子たちにも刺さってくれて、僕らのほうが10代の子たちに救われたなっていうのがあります。

――これからお仕事でチャレンジしたいことは何でしょうか?

卓也 今はありがたいことに自分たちの冠が付いている番組を、テレビとラジオそれぞれでやらせてもらっているので、たとえば時間帯を上げるとか、長寿番組にするとか、ちょっとでも大きくしていきたいです。あと「高校あるある」のコントで高く評価していただいているので、有輝には映画やドラマなどの演技にも挑戦してほしいですね。

――有輝さん自身、本格的な演技に挑戦したい気持ちはありますか?

有輝 やりたいですね。あと今、先陣を切ってお兄ちゃんが真面目にしゃべりましたけど、けっこう本当はヤバい奴なんですよ。それを世間に知ってもらいたい気持ちもあります。

卓也 そんなことないよ。

有輝 常識がある感じに見えるんですけど、めちゃくちゃ変な奴で。こんなサイコパスはいないです。今日のTGCでも、僕が「めっちゃかっこつけて歩こうぜ」って冗談で言ったら、何の疑いもなくモデル気取りでしたからね。よく33歳で、周りは10代の子ばかりなのに、あんなことできるなって。一人だけ昭和生まれなのにおかしいですよ。

卓也 一人だけってことはないだろ!

――司会のりんたろー。(EXIT)さんも昭和生まれですしね(笑)。芸人を目指す若者は多いですが、売れるまでには時間がかかることがほとんどです。諦めない秘訣ってありますか?

有輝 今は何でブレイクするか分からない時代だと思うんですよ。僕らもSNSで注目されたのが大きかったので、常にアンテナを張って、いろいろなところに行って、得意分野を見つければ上手くいくんじゃないでしょうか。

卓也 固定概念をなくした方がいいですよね。芸人だからって漫才とコント以外やっちゃいけないってことは全然ないですから。自分が得意なことや興味のあることを突き詰めて、発信した先に何かあると思うから、固い考えを捨てることが大切です。

土佐兄弟

お笑い芸人

卓也(兄):1987年9月28日生まれ。有輝(弟):1994年12月15日生まれ。東京都出身。ワタナベコメディスクール18期生。レギュラー番組に「あるある土佐カンパニー」(テレビ朝日)、「千鳥のクセがスゴいネタGP」(フジテレビ)、「土佐兄弟のCultureZ」(文化放送)。

Photographer:Atsushi Furuya,Interviewer:Takahiro Iguchi