演技を通して新たな自分を見つけたい | Interview 「顔だけ先生」で初の連続ドラマレギュラー出演 景井ひな

演技を通して新たな自分を見つけたい

――景井さんが影響を受けたドラマを教えてください。

景井　2007年のドラマですが「ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜」が好きです。

――北乃きいさんと福田沙紀さんのW主演で、イジメをテーマにしたシリアスなドラマですね。

景井　そうです！生々しいイジメが描かれていて、「顔だけ先生」とは全く違うタイプの学園ドラマですけど、演技の勉強のためにもと思い改めて観返しました。これまで私は大人しい役柄が多かったんですけど、今日子ちゃんは一軍女子。私自身はそこまでテンションが高いほうではないので、「ライフ」で一軍女子を演じてらっしゃる女優さんの演技を参考にしながら、思ったことをズバズバ言える今日子ちゃんの役作りに活かしています。

――演技のお仕事を始めてから、映画やドラマの見方は変わりましたか？

景井　かなり変わりました。感動的なシーンでも、「この役者さんの泣いている演技はすごいな」って演技に注目して観るようになりました。純粋に作品を楽しんでいるかと言われると微妙ですけど、女優として成長するために、そういうのも大切かなと思っています。

――最近グッときた役者さんの演技はありますか？

景井　『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』が大好きで、ずっと観ていたんですが、最終回は開始数秒から泣きっぱなしでした（笑）。どのキャラクターも好きなんですけど、やっぱり鈴木亮平さんが演じられた主人公の喜多見幸太は特別で。それまで明るい性格だったのに、妹が亡くなって、絶望に変わる瞬間の泣くところは本当に大号泣しながら観ました。ぜひ第2弾も制作してほしいです！

――女優としての目標を教えてください。

景井　今回はイケイケの一軍女子ですけど、すごく性格の悪い意地悪な子だったり、ちょっと情緒不安定な役だったり、どこか一癖あるような役だったり、今はどんな役でもやりたいなと思ってます。演技を通して、新たな自分を見つけられるのが楽しみです。

――演技以外で挑戦したいことはありますか？

景井　大阪にいた時期に毎日バラエティを観ていたので、関西出身のお笑いの方やベタなお笑いが好きなんです。なのでパンスト相撲や熱湯風呂をやってみたいです（笑）。