力強さと艶やかさで客席を魅了したフィロソフィーのダンス

2日目のHOT STAGEで、午前中のトリを飾ったのは艷やかでパワフルなパフォーマンスが持ち味のフィロソフィーのダンス。オープニングBGMと共にスクリーンに映るのは、4人のポートレート。その後、暗転したステージの中央でメンバーが揃った。
ファンキーチューンの『ウェイク・アップ・ダンス』で、冒頭から会場中にフェイクを響かせたのは日向ハル。奥津マリリ、佐藤マリア、十束おとはらメンバーたちは、コロコロと曲調の変わるメロディに併せて、縦横無尽にステージ上で舞い踊る。
アウトロでは十束が「声は出せないけど、みんな楽しんでいきましょう。ここ、お台場をみなさんの力で最高のダンスホールに変えましょう!」と力強く鼓舞。そこからスローテンポの『スーパーヴィニエンス』へ流れるように続く。
自己紹介を挟み披露したのは、奥津のウイスパーボイスから始まるしっとりとしたメロディの『シスター』では、ステージで横一線となったメンバーたちが可憐に踊る。
日向が「お台場もっと踊れますか?」「下手でもいいから感じるままに踊りましょう」と客席に問いかけた『イッツ・マイ・ターン』の曲中では腕を振り上げながら観客たちと一体になり、続く『フォーカス』では、軽快なドラムの音色に合わせてリズミカルなダンスを見せた。
奥津が「ラストの曲です。一緒に楽しみましょう!」と客席へ声をかけたのは、楽しそうに微笑み合うメンバーの表情が印象強かった『ドント・ストップ・ザ・ダンス』。艷やかに、可憐に。さながらブロードウェイのレビューかのようなダンスを披露したメンバーたちは、ステージを跡にした。