表裏一体のGO TO THE BEDSはMCなしでエンドレスに

PARADISESに続いて屋外のSMILE GARDENに登場したのは、同じくGANG PARADEから分裂したGO TO THE BEDSだ。ルーツを共にした両者のパフォーマンは、まさしく表裏一体だった。
ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイ、ココ・パティーン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、チャンベイビーの6人は、冒頭からグループ名を冠したハイスピードチューン『現状間違いなく GO TO THE BEDS』でたたみかける。
間髪入れずに続いた『I don’t say sentimennt』では、攻撃的なメロディへ合わせて、客席へ鋭い視線を送り何度も挑発。続く「Don’t go to the bed」でパフォーマンスはさらに激しさを増し、幻想的なイントロから始まる『行かなくちゃ?』ではしなやかに、エモーショナルなチューン『OK』では、客席の前方から最後方まで、視線を向けるメンバーの真剣な表情が目立った。
そこから空気は一変。ステージを縦横無尽に駆け回った「赤ちゃん」では、後半へさしかかるにつれて激しさを増し、客席からの手拍子の音圧もより高まる。MCなし。エンドレスで力強いパフォーマンスを見せたメンバーたちは、深くを語ることのないままステージを跡にした。