WACK所属アーティストが変幻自在に見せた特別ステージ

辺りだいぶ暗くなった夕暮れどきのSMILE GARDEN。一夜限りのスペシャルステージ「WACK presents DREAMLIGHTS in TIF=HOT STAGE」では、WACKメンバーによる個性あふれるステージが繰り広げられた。
WACK系列のサウンドをプロデュースする松隈ケンタがアコースティックギターを、吉岡紘希がパーカッションを担当してサポートするステージで、1人目の歌い手となったのがBiSHのアイナ・ジ・エンド。中央に座ったままGANG PARADE『LAST』を、感傷的に歌い上げた。
続いて、ステージに登場したのはASPのユメカ・ナウカナ?。段取りと異なる登場だったのか松隈が「突然、違う人が出てくるんですね」と驚き。ユメカ・ナウカナ?は「生はハプニングが付きものですから!」とお茶目に客席へアピールする。その後はBiSの『BiS−どうやらゾンビのおでまし−』を披露し、曲中では、静かに耳を傾ける客席へ向かってほほえみながら優しい視線を送っていた。
登場するやいなや「すみません。諸事情で3番目となってしまいました」と申し訳なさげに話したのは、豆柴の大群のナオ・オブ・ナオ。静かに見守る客席を前に、BiSHの『オーケストラ』をしんみりと歌い上げた。

舞台転換を挟み、アコースティックな空間から一変。ステージに立ったのはBiSHのハシヤスメ・アツコを中心にした混合ユニット。アイナ・ジ・エンドら6人のメンバーをバックダンサーに従えて、披露したのはハシヤスメのソロ曲『ア・ラ・モード』。「パーティーはこれからです。まだまだ楽しんでってね」と不敵につぶやき、ステージを跡にした。
続いて、登場したのは“ガングロ”女子高生の扮装だったGO TO THE BEDSのユイ・ガ・ドクソン。彼女のソロ曲『Like a virgin』でただ1人ステージに立ち、パラパラダンスを披露。異色のパフォーマンスを見せた。
その後、ONAGAWACKA STARSをはじめ、各グループのメンバーによる混合ユニットが次々と楽曲を披露。日中はTIF内の各々異なるステージでファンを魅了していたメンバーが、客席を盛り上げた。