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屋上の開放感ある空間をめいっぱい使い彩り豊かに見せたAppare!

お台場・科学未来館の向かいにある、フジテレビ・湾岸スタジオの屋上に設けられた野外ステージ「SKY STAGE」。心地よい海風の流れるステージで、パフォーマンスを披露したのがAppare!だ。朝比奈れい、橋本あみ、永堀ゆめ、藤宮めい、七瀬れあ、藍井すず、工藤のかの7人は、開放感ある空間をめいっぱい使い彩り豊かに見せた。

1曲目はエモーショナルチューンの『daikirai future Lyrics』。笑顔を浮かべる七瀬が「SKY STAGE、楽しんでいくよ!」と客席を煽った『虹をかけろ!』で空気は一変。ハイスピードなテンポに併せて、ステージと観客の一体感はさらに増す。

キュートな一面が垣間見える『スカイラインファンファーレ』では、ラップパートでメンバーの“攻め”の姿勢もうかがえる。

七瀬は「私たちもお客さんの前で、全力で踊れて楽しかったです」と吐露。メンバー全員が横一線に並び客席へ深々とお辞儀したのち、最後まで手を振りながら笑顔でステージを締めくくった。

IZ*ONEの専任が終了した矢吹奈子ら16人で盛り上げたHKT48

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48グループの一角であるHKT48は、3月にチーム昇格を果たした5期生の上島楓と石橋颯、4月にIZ*ONEとの専任が終了しグループへ戻ってきた3期生の矢吹奈子、9月に卒業を発表した1期生の村重杏奈ら、16人のメンバーでSMILE GARDENへ登場した。

開演を告げる『overture』に続き、幕開けを飾ったのは楽しそうに踊るメンバーの表情が目立つ『12秒』。「盛り上がって行くぞ!」と1期生の松岡菜摘が客席へ叫んだ『ぶっ倒れるまで』で、ボルテージはさらに高まる。

2期生・田島芽瑠の「TOKYO IDOL FESTIVALに来ているみんなにあげたい!」のひと声でスタートしたのは、彼女たちの代表曲である『メロンジュース』。期ごとのグラデーションが一つになったステージで、フレッシュなパフォーマンスを見せる。

肩で息をしながら、ステージで横一線になり客席へ深々とお辞儀したメンバーたち。矢吹は「こうやってHKT(48)としてTIFに出ることができて、本当にうれしいです」と凱旋後初のTIFへかける思いを吐露した。

キュートなナンバー『ウィンクは3回』では笑顔を振りまきステージで右に左にと飛び跳ね、続く『しぇからしか!』ではスタンドマイクを使ったパフォーマンスも披露。青春チューンの『早送りカレンダー』でステージと客席の一体感はさらに高まり、ドラフト2期生の松岡はなが「HKT(48)行くぞ!」と元気よく第一声を発した『空耳ロック』では観客たちが力強い手拍子でグループのパフォーマンスに応えていた。

続くエモーショナルチューン『君とどこかへ行きたい』で空気は一変、切なさも込み上げてくる1曲を歌い上げるグループの姿を客席もじっと見守る。ラストを飾ったのは、観客側のコールを歌詞へ取り入れた『最高かよ』。声を出せない客席からもコールが聞こえてくるような錯覚を味わうほどの熱気を帯び、矢吹が「HKT48って、最高かよ!」と叫び、興奮冷めやらぬステージを締めくくった。

初日のステージが中止になった26時のマスカレイドが見せたフレッシュさ

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屋内メインステージ「HOT STAGE」で、キュートでスタイリッシュなパフォーマンスを繰り広げていたのが26時のマスカレイドだ。

江島綾恵梨、来栖りん、吉井美優、森みはる、そして、6月新加入の中村果蓮で編成された5人は、序盤からエモーショナルチューン『B dash!』で観客たちの心をグッと引き寄せる。一瞬の暗転を挟み、光が戻ったステージで披露した『二人だけの初めてをもっと』では、爽やかな笑顔を浮かべた。

自己紹介のあと、初日の出番が予定されていたが台風の影響で中止になったことを受けて「1日目に野外ステージが固まっていたので、このステージが最初で最後ということなんですけど。思いをぶつけたいと思います」と江嶋が話し、その間にはメンバーからも「寂しい」という声が聞こえてきた。

続く『ちゅるサマ!』では、夏空を思わせるメロディに併せてステージも客席も両腕を掲げて盛り上がる。そこから流れるように披露したのは、グループの愛称“ニジマス”の人形を手にして歌い上げた『マスカレイドは眠らない』。イントロに乗せて江嶋が「夏の主役はニジマスだ!」と高らかに叫んだ『ハートサングラス』では、曲中で寄り添うメンバーたちは「ラスト行くよ!」のかけ声で一体感を示した。

MCなしのノンストップライブで“夏”を表現した虹のコンキスタドール

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西日がまぶしくなってきたSMILE GARDENで、パワフルなパフォーマンスを披露したのは虹のコンキスタドール。虹色のカラフルな衣装に身を包んだグループは、登場するや否やサマーチューンの『限りなく冒険に近いサマー』で、青空を臨むステージの空気を切り裂いた。

かつて、TIFの開催時期は8月初旬の夏だった。秋空の下でありながら『サマーとはキミと私なりっ!!』では、季節が戻ったかのような錯覚すらおぼえさせる。ハイスピードなステージングはさらに続き、次の『キミは無邪気な夏の女王〜This Summer Girl Is an Innocent Mistress〜』で、ステージと客席のボルテージはさらに上昇。メンバーも「踊れ!」と観客たちを煽る。

青春を思わせる高速なサマーチューン『ずっとサマーで恋してる』で、すでにフルスロットルでのパフォーマンスを見せていたグループは、キュートな表情でなおも客席をたたみかける。

ここまでMCなしのノンストップライブを繰り広げてきたグループ。「TIF2021、この曲がラストになります!」とイントロに併せて石原愛梨沙が威勢よくアピールした『トライアングル・ドリーマー』では、曲中でフォーメーションを切り替えながら、色鮮やかなパフォーマンスを展開。曲で伝えて、曲で応える。持ち時間いっぱいで全身全霊のパフォーマンスを披露したグループは、精一杯の感謝を伝えステージを跡にした。

グループの彩りと一体感を存分に見せつけた日向坂46のパフォーマンス

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HOT STAGEで、開演を告げる『Overture』に乗せたメンバー紹介のオープニングVTRからスタートした日向坂46のステージ。映像ではデビュー当時からのMVもダイジェストで流れ、結成からの歴史を感じさせる。

活動休止中の小坂菜緒を除く22名で登場したメンバーは、前身のけやき坂46から歌い継がれるライブのキラーチューン『NO WAR in the future』で、客席との一体感を早くも作り上げる。

その後、横一列に並び挨拶。キャプテンの佐々木久美は「このTIFのステージは、私たち、日向坂46に改名される前のけやき坂46の時代から出演させていただいて。思い出のあるステージ」と思いを伝えた。

笑顔を浮かべて「みなさん、私たちと楽しむ準備できていますか?」と渡邉美穂が第一声を発したのは、加藤史帆がセンターを務めるシングル表題曲『君しか勝たん』。デビューシングル表題曲の『キュン』では持ち前の“ハッピーオーラ”を感じさせるパフォーマンスを見せた。

空気を変えたのはライブの定番曲である『キツネ』。曲の冒頭ではイントロに併せて、松田好花が「さあ、みなさん。ここからラストスパートですけどまだまだ盛り上がる準備はできていますか?」と煽り、河田陽菜が「そんなんじゃ足りないぞ。もっともっと盛り上がっていきましょう!」と、さらにたたみかける。

再びのMCを挟み、披露されたのは金村美玖が初センターを務めることもファンの間で話題になったシングル表題曲の『ってか』。ここまでの流れとは一変、エモーショナルなメロディに乗せて真剣なまなざしを浮かべるメンバーのパフォーマンスに客席の心はグッと引き寄せられる。

全5曲。メンバー個々の彩りを感じさせるステージングを終えたグループは、感謝を伝えてステージを締めくくった。

自分たち以外のファンの心もグッと引き寄せた=LOVE

終幕の足音が聞こえてきた頃。HOT STAGEに立った=LOVEは、始終、エモーショナルなステージングを見せた。

黒いパーカーをまとったメンバーは、しっとりと情熱的に歌い上げる『手遅れcaution』からパフォーマンスをスタート。客席は観客たちの手にした真っ赤なペンライトの光に包まれていた。齊藤なぎさが「TIF、盛り上がっていけんのか!?」「まだ、全然足りねーよ!」と煽った『いらないツインテール』では、激しいメロディに乗せて、ステージの空気が一変する。

早着替えを済ませた高松瞳が「48ファン。乃木坂ファン。他のアイドルファンのみなさんも、最後まで盛り上がっていきましょう!」とアピールした『Oh! Darling!』は、グループのかわいらしさを前面に。メンバーが振り回すタオルの動きにつられて、客席ではペンライトがグルグルと円を描いていた。

アイドルの気持ちをまっすぐに伝える『君と私の歌』に続き、披露した『青春“サブリミナル”』ではキュートな歌声が場内に響き渡る。夏の思い出を蘇らせてくれる『夏祭り恋慕う』では、爽やかなメロディに乗せて会場のボルテージもさらに高まっていった。

この日のステージで最後を飾ったのは、彼女たちのデビュー曲でグループ名を冠した『=LOVE』。客席への感謝を伝え、笑顔で手を振るメンバーたちは興奮冷めやらぬ観客たちを残してステージを跡にした。

10周年の歴史と変化を感じさせるセットリストで臨んだ乃木坂46

HOT STAGEのトリを飾ったのは、8月で結成10周年を迎えた乃木坂46。最近では4期生がTIFのステージへ上がる機会はあったが、グループ自体の出演は久びさとなった。

7月に卒業を発表した1期生・高山一実ら、18名でステージに臨んだグループ。1期生・齋藤飛鳥をセンターにした代表曲の一つ『インフルエンサー』では、情熱的なパフォーマンスを見せる。三期生・梅澤美波がセンターを務めたのは『シンクロニシティ』。パフォーマンスの中心を担う顔ぶれが変わりつつあるグループの変化や歴史を感じさせるセットリストで、早くも客席を魅了する。

キャプテンの秋元真夏は「TIFには昨年、4期生が出演させていただいたんですけど、他のメンバーが出演するのはかなり久びさということで」と吐露。本番の10月3日が誕生日だった4期生・遠藤さくらは「今日で20歳を迎えました」と報告し、グループは「優しさのかたまりだなといつも思います」「その優しさを実感したときとか、優しさを受け取ったときに、乃木坂46にいられてよかったなと感じることができて。もっともっと、乃木坂46のために頑張っていきたいってすごく思うので。これからも、20歳になったので頑張っていきたいと思います」と思いを伝えた。

パフォーマンスへ戻ったグループは、その歴史の礎を築き上げた『制服のマネキン』を披露。そこから遠藤センターの『ごめんねFingers crossed』へと流れ、齋藤とのWセンターで披露した『ありがちな恋愛』では、可憐なダンスパフォーマンスを見せる。

しっとりとしたナンバーが続いていた場内であったが、4期生・賀喜遙香をセンターに据えた『ガールズルール』で空気は一変。夏を思わせる軽快なメロディに乗せて客席の盛り上がりが一気に加速し、賀喜が初めて表題曲のセンターに抜てきされた最新曲『君に叱られた』で、渾身のステージを締めくくった。

2日間に渡って開催されたTIFの最後を飾るグランドフィナーレでは濱口まさるとチェアマンの長濱ねるが登場。最後は、毎年恒例の『TOKYO IDOL FESTIVAL』で2日間を締めくくり、TIF2021が終幕した。

Information

TOKYO IDOL FESTIVAL 2021
日程:2021年10月1日(金)、2日(土)、3日(日)
会場:お台場・青海周辺エリア
主催:TOKYO IDOL PROJECT

「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF(ティフ))」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。2010年に日本初の “アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタート。その後、舞台はお台場に移り、2019年には、約9万人のお客様に足を運ぶイベントに成長。2020年は、新型コロナウィルスによる未曾有の事態に見舞われ初めての中止となったが、2021年は有観客で開催。

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Reporter:Shuhei Kaneko