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コロナ禍のステージならではのメッセージ「その目で僕に想いを届けてください」

開演時のオープニングVTRでは、2ndアルバム収録『You&I』のメロディに乗せて2人の内田が向き合い踊る。パフォーマンスのスタートを飾ったのは『Comin’ Back』。うちダンサーズと共にステージへ登場し、真紅のレーザービームが飛び交うステージで激しく踊り、歌声を響かせた。

ステージに一人残った内田は『Over』のイントロで、客席へ向かい「見えてるぜ!」と一言。<キミといれば強くなれるんだ><何度でも立ち上がって進んでいこう>と、一人ひとりへ語りかけるように熱唱。コロナ禍で声を出せないながらも、ペンライトを手にした観客たちはその姿をじっと見守っていた。

観客への感謝を伝え「今日のライブは『Equal sign』。内田雄馬とあなたをつなぐライブです」と語った内田。「今日はみんなで一つになりましょう!」「みなさんに与えられたものは声じゃないです、今日は。目です。みなさん、僕をじっと見てください。その目で僕に、想いを届けてください。その想いに応えていきます!」と、観客たちを鼓舞した。

パフォーマンスへ戻り披露したのは心の声を届けるかのような『Image』。ダンサー4人と呼吸を揃えた圧巻のステージングで魅せると、次の『Mirror』ではステージの中央から、左右両端にも移動。少年のように無邪気な笑顔を浮かべながら、最後方の客席にまで視線を向ける。

一瞬の暗転後、披露した『Spin a Roulette』でスクリーンに映ったのはルーレットが回り、トランプが舞うポップなVTR。タイトルさながらにステージ上では軽快なターンを見せ、力強いダンスと歌声で魅力した。

親交の深い声優・榎木淳弥とのVTRでは姉についての話題も

いったん静まり、暗くなった場内。スクリーンには、自動車好きな内田がプライベートでも親交の深い声優・榎木淳弥と共にドライブを楽しむ映像が流れる。

映像内では、出会いの時期をケータイのメールから調べたという榎木が「ガッツリ一緒になったのは2019年の1月31日から」だったと回想。内田とは「月に1回は絶対会ってる」と話し「すごい縁だよね」としみじみつぶやいた。

一方、内田からは声優の姉・内田真礼の話も飛び出す。榎木に促される形で初めて姉の出演した作品を見た時の印象を聞かれた内田は「うちの姉さんの声は“内田真礼”みが強いんだよね。元々、持ってる性格が声から出ている」と語った。

再びのパフォーマンスは、めまぐるしいレーザービームの光を受けながら、ダンサーと共に繰り広げた力強い『VIBES』からスタート。ときにしっとりと舞い、曲中では緩急の激しいメロディに乗せて変幻自在の歌声を見せる。

うちダンサーズと入れ替わるように登場したのは、2ndアルバム『DNA』のMVでコラボレーションしたプロダンスチームのKOSÉ 8ROCKS。「最高の夜にしようぜ!」と挑発する内田のステージは『DNA』の“静と動”で織りなすパフォーマンスでボルテージもさらに上昇。ラップパートでは内田が攻撃的な姿勢を見せ、KOSÉ 8ROCKSもアクロバティックなステージングを繰り広げる。

KOSÉ 8ROCKSのメンバーたちを紹介し、うちダンサーズも合流した総勢15名によるコラボレーションステージは、激しいビートを刻む攻撃的なナンバー『Loser』。ステージ上で強く脚を蹴り上げながら、パワフルな歌声を響かせる内田。間奏では、力強いドラムの音色に合わせて観客の手拍子もさらに圧を高め、内田も客席を見つめながら挑発的な視線を向ける。

その後、流れたのは『Relax』。ステージ中央から左右にも歩を進める内田は、一人でも多くの観客とアイコンタクトを図ろうと熱いまなざしを向ける。力を抜いて生きていこうというメッセージを、ポジティブに届ける。

スクリーン上に映るカラフルなビジュアルエフェクトと共に歌ったのは、心を踊らせてくれるナンバー『SHAKE!SHAKE!SHAKE!』。内田の振り付けに合わせて客席のペンライトが揺れ、会場全体の一体感が増していった。

ファンの顔を見て、何かをする場が自分たちにとっての“幸せ”

うちダンサーズのメンバーを紹介し、一人でステージに残った内田は、前回のライブツアーから約1年半を振り返り「その間に、もうどうやってこれから頑張っていこうかなとか。本当に色んなことに悩んで、チームとしても色んな話し合いをして」「そうやってきた1年半だった」と吐露。「こうしてみなさんの顔を見てですね、気持ちを感じてライブをすることで『ああ、頑張ってきてよかったな』って。こうやってみんなと一緒に、何かをすることが僕たちの幸せなんだなって、そういう風に感じさせてもらうことができました」とファンへの感謝を伝えた。

その想いを精一杯届けるべく、歌い始めたのは心地よいアコースティックサウンドで始まる『You Are Special』。ステージから感じ取れるのは“当たり前の日常”が失われてしまった世界で、ファンとの繋がりを大切にし、ライブという空間にかける思い。気持ちを噛みしめるかのようにしっとりとした歌声を響かせる内田の姿を、客席はじっと見守る。

しんみりしたムードが一変、さわやかな恋愛模様を描いた『Kiss Hug』では、軽快なステップを刻み、甘い表情を客席へと向けた。

暗くなった場内で、スクリーンに再び映ったのは榎木とのドライブ映像の後半。目的地の河口湖へ向かう車内では、以前にもプライベートで「雄馬くんの運転で連れていってもらったことありますね」と榎木が告白。道中、プライベートで立ち寄ったほうとう屋を見かけた二人は、車内ではしゃぐ。

河口湖へ到着し、湖畔を巡る二人は富士山を見て興奮。リラックスした表情を浮かべながら現地を満喫する中、内田が「俺たちやっぱり相性バッチリだね」と語りかけると、榎木も「結婚するか」と冗談交じりに返した。

ライブも後半戦へと進み、七色のスポットライトに照らされて披露したのは『Rainbow』。前半から中盤にかけて目立ったダンサブルなステージングから空気も変わり、じっくりと曲を歌い上げる内田のヴォーカリストとしての一面を強調する。

続く『BRIGHT SIGN』では、スタンドマイクにエレキギターのスタイルでパフォーマンス。曲が終わってからのMCで「(ギターを)始めて半年ほど」と伝え「どうやって聴こえるんでしょう。ドキドキしますね」とつぶやきながら、照れ臭そうにギターをかき鳴らした内田。「夜な夜なギターを弾くのが楽しくて『ライブで挑戦したいな』と言ったら、1ヶ月前にも関わらず『じゃあ、弾けるように』と色々段取りを組み、ステージを作ってくれました」と明かした。

再びダンサーをステージへ招き「ここにいるみんなで、全員で内田雄馬になって帰ろうぜ!」「内田雄馬になって騒げ!」と鼓舞したのは、本編のラストを飾ったナンバー『equal』。ファンとの心をつなぎ合わせる2ndアルバムのリード曲を歌い終え、ステージをあとにした。

ダブルアンコールを終えてファンとの“再会”を熱く誓い合う


観客からの鳴り止まぬ手拍子を受けて、ステージへ戻ってきた内田。アンコールの1曲目『NEW WORLD』ではきらびやかなスポットライトの光を受けながらロングトーンを響かせ、軽快なステップを踏む。

客席への感謝を伝え「ここが内田雄馬の生きる意味だと、みんなで楽しいことをする時間が、自分にとっての糧だと」とライブへの思いを吐露した内田。「内田雄馬はずっとここにいるの。あなたがいてくれるなら、僕はずっとここに立ち続けていけるので。だからまた何か、何もなくてもいいや、いつでも遊びに来てください!」と力強く語りかけた。

さらに、ステージでは、9thシングルの制作決定、11月29日サービス開始のファンクラブ「Beside YU(ビサイド ユー)」発足(入会受付中)も発表。観客たちは盛大な拍手で喜びを表現していた。

終演時間も迫る中、次に披露したのは『スタートライン』。さわやかで軽快なリズムに乗って、ステージの中央から左右へと軽やかに走る内田。その表情は、この日一番と思えるほど楽しげで明るい。

うちダンサーズのサポートを受けながら『向かうべき場所』を歌い上げると、再び場内が暗転。拍手を受けダブルアンコールで戻ってきた内田は『Wonderful World』を披露し、イントロでは「ありがとう!みんなと会えてすげぇうれしかったです! ここは本当に素晴らしい世界だ。みんな、これからもよろしく頼むぜ!」とメッセージを届けた。

全19曲を披露して、マイクに頼らずみずからの声で「ありがとうございました!」と思いっきり叫んだ内田。客席へ向けて何度も感謝を伝えながら、すべての観客に向けて精一杯手を振り続ける。最後、限られた時間を惜しみながらも「絶対、また会おうね」「約束です!」と伝え、ファンとの再会を誓い合った。

Information

内田雄馬オフィシャルファンクラブ「Beside YU」の入会受付中!

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内田雄馬2nd Album「Equal」発売中!

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ストリーミング

内田雄馬

声優/アーティスト

9月21日生まれ。東京都出身。声優として『BANANA FISH』『ぐらんぶる』など数々の人気作で主演を務め、2019年に「第13回声優アワード」で主演男優賞を受賞。現在も『呪術廻戦』伏黒恵役、『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』カワキ役などの話題作に出演し続け役者として高い評価を受けている。アーティストとしては、2018年5月30日にデビュー。伸びやかなヴォーカルとキレのあるダンスを武器に音楽活動でも幅広い表現力を発揮し、各方面から注目を集める。シングル、アルバムのリリースやワンマン・ライブツアーの開催など精力的に活動中。

Reporter:Shuhei Kaneko